2002年 イギリス篇  #1 ANA, Yunpiyo’s flat

成田空港

11時40分発の全日空のNH201便を目指し、朝7時過ぎくらいのスカイライナーに乗って、成田へ。前の年はどうしてたんだか忘れたのですが、スカイライナーって、窓口で買うときはカード使えないんですね。今更ながらかなり驚きつつ、キャッシュで支払いました。こんな国際的需要がある乗り物なのに?

全日空のカウンターに並び、チェックイン。e-ticketなので、紙切れ一枚ですが、これで本当に飛行機に乗せてくれるか心配になってしまいました。が、無事手続きは終了。
両替は、£1が196円・・・むむむ。円が安いわ。
スタバでお茶したり、携帯で友達の行ってらっしゃいメールなどに返事をしたり。
私は今回の旅行をするまで出国手続きがとても簡略化されて出国カードなんて物がなくなってることを知りませんでした。便利便利!

昼食


前菜:鱒のスモーク・ソフトサラミ・ポテトとグリーンピースのサラダ、アントレ:サーモンのモンルージュ風・サーモン風味のクリームソース、そうめん、ケーキ、紅茶。

ラインナップを書いてると、何処かのフレンチレストランにでも行った気が若干するんだけど・・・。
うーん。うーん。ある意味一般的な感想かなあ・・・「機内食って美味しくないよね」っていう。具合が悪くなった初めての海外旅行の帰り以来、食べられない!って思いました。前菜が二つでも良かったかも。とほほ。

全日空機内にて

ヴァージンですっかり当たり前だと思っていたアメニティ。ANAはどんな物を私にくれるのかしらっと思いつつ席に着いたのですがあれ?お馴染みの毛布と枕だけ? ちょっとがっかり。
しかし、エンターテイメントの使い勝手は良く、ひたすらスプライトを飲みながら、かなり充実しているエンターテイメントを楽しむことにしました。
映画や音楽が完全に自分の観たい、もしくは聴きたい時に始められて、席を外すときには一旦停止もできるのです。
そうそう、全日空だからSMAPの特別プログラムもあって、吾郎ちゃんの声を聴いて堪能です!ふふふ!

メグ・ライアンの「ニューヨークの恋人」と「ハリーポッター 賢者の石」を見てあっという間に時間が過ぎていきました。
リフレッシュメントで配られる物に選択の余地は無く、ぱさついたシナモンロール。うう・・スプライト下さい。

圧倒的に、年配の日本人ツアーの乗客が多かった。ご夫婦で参加という感じの。国内線にでも乗ってる気がするくらい。

軽食

若鶏のフリカッセ・カレー風味のクリームソース、季節のサラダ、デザート、テーブルロール。

見事なまでに、パンの水分が飛んでいて、面白かった。サラダがあって助かりました。

ヒースローに16時頃到着。
こんなに入国審査で込み合っているのは初めてでした。日系の飛行機で着くとこうなのかしら? 酷い混雑でくたくたになりつつようやく審査のカウンターへ辿り着きました。「いつも夏に来てますね」「いい季節なので」
地下鉄の改札手前でYunpiyoさんにTEL。彼女の最寄り駅で待ち合わせ。

Yunpiyoさんのflat

約一年ぶりのYunpiyoさんとの再会。Zone3のとある駅からは目と鼻の先の分譲フラットに案内して頂きます。
年代モノのliftが面白い。日本から来たゲストは必ずこの写真を撮るそう。外側と内側の2重の扉があり、内側のもきちんと閉めないと動かないのだそうです。

戦前のコンクリート事情が良かった頃に立てられたこのフラットの間取りは、広いリビングダイニングと、ベッドルーム、スタディルームがそれぞれ一つずつ。スタディルームをゲストルームとして使っていて、そこが私のロンドンの寝床となります。
ベッドメイキングを乱してしまったけど、私のお借りしたベッド。優しいピンクの壁の色に包まれ、イギリスっぽい雰囲気にあふれています。

窓辺には沢山のお花が元気に咲いていて、楽しませてくれました。Yunpiyoさんがしっかりお手入れなさっています。
キッチン。コの字型で、洗濯機もオーブンも冷蔵庫も下の棚に納まっています。狭いのですが、凄く使いやすい配置です。いいなあ・・こういうキッチン!
バスルーム。Yunpiyoさんは温泉の素やエッセンシャルオイルでしっかりと日本人的入浴を英国でも楽しんでる様子。石灰質がどうしてもこびりつくので私が来る前に、専用の洗剤でお掃除してくれたらしい。有難うございます。

到着した日は、何だか食欲が無い割りに喉がやたらと渇き、乾燥した国へ来た実感を得ていました。「今寝ちゃダメよ~時差が治らないわよ~」とアドバイスを受け、猛烈に襲ってくる眠気に朦朧としながら色んな話をしました。就寝は倒れこむように11時半。