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朝食
シリアルにジャスミンティー、フルーツヨーグルト。
三々五々、Hamilton夫妻や皆が台所に降りてくる。やや、グロッキーな感じ。
「昨日うるさくなかった?」「気がつかなかった・・・ぐっすり寝てたから」「私たち、騒いじゃったのよ、結構遅くまで」
私は毎晩ベッドにもぐりこむ頃にはヘトヘトで、爆睡していたのです。
Crazy Golf
Chippenham迄行き、crazy golfを皆でやるというので私も連れていって貰いました。Sueだけお留守番。
Julianが運転する車に乗り、田舎道を走ると実にroundaboutが合理的なシステムであることを実感せずにはいられません。
しかしrolling hillの道はアメリカ育ちのAbbyには辛かったようで、ちょっと車酔いに。
勝手な想像なのですが、アメリカの道は広くて何処までもまっすぐで、ってイメージがあるので妙に彼女の車酔いに納得してしまってました。
Chippenhamのcrazy golf場で。
9ホールあるそれぞれはユニークで、90度曲がっていたり、お花のポットの間を潜らなければならなかったり、土管の間を通さなければならなかったり、滑り台の上まで乗っけた挙句、穴に落とさなければいけなかったり。
大叩きすることもあれば、なんと私はホールインワンをとった処もあったりで、とても盛り上がりました。
結局Justineが優勝、私が2位に!
処で、Chippenhamと云えば一部の英国好きの人にはある意味有名な処ですが、その旨をJustineに云うととても不思議がっていました。
「Chippenhamの人でさえ、それ程Chippenhamには興味が無いわよ」そんなものかしらん。
昼食
マッシュルームとオニオンとチーズのキッシュ、人参とオレンジのサラダ、新じゃがのサラダ(チャイブとマヨネーズとマスタードのソース)、アボカドのサラダ(フレンチドレッシング)、2種のレタスと赤いパプリカとロケットのサラダ。プディングにはチェリー。
おなかペコペコで帰宅した私たちを待っていたのは、Sueが用意してくれていたランチ。
キッシュがオーブンでアツアツに焼かれていてとても美味しかった。
サラダもまるでデリのように、多くの種類がテーブル一杯に並べられて、一通りお皿に盛ったあとでまたお代わりを。
英国でゴハンが不味いって云われるのがホントに不思議でたまらないと思うときの一つです。
翌日にはアメリカへ帰らなければならないHamilton夫妻は、昼食の後、慌しくLondonへ。
Assembley Rooms
電話の受話器のようなガイドを借り、日本語での解説を部屋ごとに聞けるようになっています。
臨場感あふれる当時の様子をちょっとドラマ仕立てで聞けたりするのも面白い。
The Ballroom やThe Tea Roomでは椅子にゆっくり腰掛け、18世紀の頃を思い浮かべると時間の経つのも忘れます。
また、Bath stoneに施された美しい彫刻も、豪華なシャンデリアも飽きさせない美しさです。
The Museum of Costume
Assembly roomsと建物は同じで、ガイドも同じ形式で聴けます。
16世紀頃からのドレスが系統立てて実物を見れるのですから、必見です!女性のドレスがやはり興味深いですね。笑えるのもあるけど。
私の好きなのは1800年前後のRegency styleと1900年前後のVictorian、せいぜいEdwardian迄かなあ・・。
事情が許せばああいう格好で暮らしたい。
ガイドブックは共通で£3.75。
おやつ
Bootsを物色してて、衝動買いのsalt&vinegarのpotato
crisps(いわゆるポテトチップス)そして渡英すると1度は手にとって飲んでしまうRibenaのblackcurrant
juice。
ここ最近クリスプは口にしないのですが、ソルトビネガーのは凄く美味しいと思うのです。
シンプルでくどくなく、一袋平らげても後味すっきり。
あんなにたっぷりとお昼を食べたにもかかわらず、ベンチで小休止しました。
最寄のポスト
最寄のバス停そばのポスト。
Bath中心部から家に戻るバスに乗ると、前日と同じ運転手さん。
にっこり笑って「Hello!」と挨拶交わし、行き先告げてお金を払い、レシート受け取り、席に着く。
ここまでは完璧。
で、今日はちゃんと正しい場所で降車の合図のベルを鳴らそうと思って、しっかり窓の外を見ていたのですが、フライング。
一つ前のバス停で鳴らしてしまいました。
しかし、運転手さんは判っていて、そのバス停を通過、他のお客さんが心配して「どうして止まらないの?」と声をかけると「彼女は次のバス停で本当は降りたいんだ」。
バスを降り、前夜寝る前や日中の自由行動中にしたためたポストカードがあるときは、ここに寄ります。
Bathは7つの小高い丘に囲まれている、眺めがとても美しい街。
その景色を目に焼き付けながら、Bathから日本へのカードは投函されたのですよ。
Green Houseにて
帰宅した時Sueは庭の一番下のGreen
houseで苗を増殖中。
そのそばで、コスチューム博物館やアセンブリールームの感想を私は述べ、文法の間違いのチェックを受けるレッスンを。
昔の衣装の話で、私はかつてお琴を習っていて発表会では着物を着て演奏するのだと説明しました。
「今は習い事をしていないの?」「数ヶ月前までは紅茶教室に通っていたの」「Incredible! そんなもの習う必要なんか全然無いわ。もっと違うことを何かやった方がいいわよ」
・・・と云われても、知らないことがお教室でずいぶん学べたし、あの雰囲気は優雅でとてもよかったし、私はちっとも後悔していないのだけど。
この話は度々他の人にもSueは披露して、「信じられないでしょう?」って同意を求めていた・・・そんなに吃驚されてもねぇ。
処で、左の薔薇は庭の中で一番美しく咲いていて、前を通るたびにSueが「とても素晴らしいわ」とkissをしていました。
夕食
Pasta cheese tomato、お昼のサラダ。
ラザニアのような平たいパスタとトマトをキャセロールに重ね、チェダーだかスティルトンか忘れてしまったのですが、チーズグラターでしゅるしゅるとおろしたてのものをたっぷりかけてオーブンで焼いたもの。
たまらなく美味しい。チーズに手を抜くのはやめようって思い直したゴハンでした。
Prince William on tv
食後は、レッスンとして9時からのウィリアム王子についての特別番組をSueと観ました。
ここで、今度は私が心の中で「Incredible!」と叫ぶ番でした。
「Dianaは日本では人気があるみたいだけど、英国人は皆彼女のことが大嫌いなの。幸運にも彼女が死んでホントに良かったわ」
物凄いショックを受けてしまいました。あまりに露骨で・・・。
「英国ではウィリアム王子が一番人気なのよ、ほら、あの上品なお顔立ち、見て見て」
・・・とてもダイアナさんにそっくりだと思うんですけど、目許とか。う~ん・・・。
ここで衝撃を受けた皆様、後日談がありますので、それまでこの件についてはもうしばらくお待ちください。
で、今日もクタクタに疲れ果てて眠りについたのでした。