2000年 イギリス篇 帰国

The Gainsborough Hotelのラウンジにて


いよいよ英国ともお別れの朝。
チェックアウトをしてラウンジで写真を撮って貰いました。
インド系の女性がいつも顔を覚えていてくれて、ホテルに戻る度に何も云わずにキーを渡してくれるのがまた気楽で。
最後のチェックアウトの時も彼女でなんだか嬉しく思いました。

すっかり一週間お世話になった最寄駅。抱えるのも恐ろしいスーツケースを引き摺りホームまで降りていきます。
ヒースロー空港まではもしかしてバスとかのほうが楽かも?と思いつつ、勝手知ったる地下鉄についつい乗ってしまいます。パディントン駅周辺ならヒースローエクスプレスなのかなあ?
皆さんはどのようにして帰ります?

昼食

ベジタリアン食・・・メニューにも残ってないし自分の記録にも残ってない。一体何を食べたんだろう。お腹にやさしかったコトは確か。でも帰りはしっかり眠りたくて白ワインを頂き、かなりぐっすり眠れました。
何しろヴァージンで日本に帰るときには寝ておかなくちゃ。

と云いつつ機内で観た唯一の映画は「アメリカン・ビューティー
誰に感情移入するか、で自分の立場が如実に浮き彫りにされる映画だなあと思いました。
痛いほど私は妻のキャロリン・・・彼女の苛々はとても良く判りました。最後、とてもなんだか染み入って、初めて機内で泣きそうになりつつも、隣の夏休みで帰国するらしい中学生の集団を横目に「あなた達にはきっとジェーンの方がしっくり来るのよね・・・」と世代の差を勝手に実感していました。

朝食

そしてまたもやベジタリアン食。
コーンの粉で出来たパンのようなものにラタトゥイユがかかっているような、そんなメニューだったかも。

帰国して、日本人って一瞬皆同じに見えるなあと思いました。そして気をつけなくても自然に判る言語で表記されているし、耳に入ってくるんだなあと気付き、気楽だなとも思いました。

そうそう。帰国後にN氏の後日談を二つ伺ったのでご披露しますと・・・。
<Hugh Grantと遭遇>
Londonのプリンセスアーケードで、立ち話しているHugh Grantを見かけたそうです。もえぎ色のカジュアルなスーツに薄い灰色のシャツといういでたち。髪はちょっと長めでラフにまとめており、サングラスをかけていたそうです。素敵~。
<オーバーブッキング時のヴァージンの対応>
オーバーブッキングでBAに振り返られたそうですが、それがビジネスクラスだった上に「予定の便に乗れなかったお詫び」として1年間有効の成田~ロンドン間のチケットを進呈されたそうです。それを聞いてますますオーバーブッキングに憧れてしまいます。
このように私の初めての英国一人旅が無事終わりました。