2000年 イギリス篇 StoneHenge, Sally Lunn

MAD MAX TOURS The Wiltshire Experience

Sueのアレンジで、Bath発ウィルトシャー満喫の一日ツアーに参加。£14
8時50分集合、Abbey近くから20人くらい乗れるマイクロバスに乗り込みます。
満席で、ひとり参加の私の横には、スイスから来たやはり一人旅のPierluigiくんが座りました。

テンションの高い運転手さんがガイドもつとめ、一通り今日巡る場所の説明をした後は、「イギリスらしさを楽しんで!」とBeatlesをかけて。

StoneHenge

学生£3.5
私は日本語の、Pierluigiくんはイタリア語のハンディガイドを聞きつつ、なんとなく成り行きで連れ立って巡ります。
ガイドを聞いて、この時期に渡英し、またSueがこの日に此処へ赴くようにアレンジしてくれた事は意味深いのだなあと感動しました。
出かける前に「BBCやら世界中からTVカメラが来てるから、カメラを向けられたら手を振るのよ」とSue一家に云われたのですが、撮影はやはり日の出の頃だったようで、全然カメラを回していませんでした。
曇ってて冷たい風が強く吹きすさむ、荒々しい天候の中、Pierluigiくんに撮って貰いました。
古代の人たちは本当は何のためにどうやってこれを作ったんだろう。
此処のお土産やさんは、世界でも有数のとほほグッズが勢揃いしてるかも。ある意味笑えます。

Cherhill White Horse

ヴューポイントでバスを止めて鑑賞。

思ったよりもかなり大きく、こういうものを彫ろうと思ったのもスゴイ。

それが200年以上も保存されているのも面白いです。

Avebury Stone Circles

あまりに広大で、写真をどう撮っても取りきれない。
巨大な石が、大きな円を描いて点在し、その内側に更に2つの円が描かれているのです。
運転手兼ガイドさんの説明の後、Pierluigiくんとだだっ広い一帯をそぞろ歩きます。
イタリア語訛の彼の英語と、非常にボキャブラリの乏しい日本語訛?の私の英語で、会話するのが必死。
それぞれの石には、ヒッピーのような、何かしらスピリチュアルなものを求めてきているような人々がたむろしており、思い思いのポーズで瞑想をしていました。
何故だか、石のそばに寄るとつい、触りたくなってしまう、私も。

お土産やさんでは様々な力を持つ小さくて綺麗な石が£1前後くらいで売られていました。
とあるパワーストーンを最近貰ったので少し興味を持ち、今思えば何か買ってみても良かったかな?とも。

昼食(Lacock Villageにて)

パブにて。チェダーチーズをフランスパンに山ほどかけたサンドウィッチとchips(£3.75)そして私はtea。
すごく野菜が欲しくなる感じ。
Sueのゴハンが恋しくなりました。
ランチは、Pierluigiくんと、それからペンシルバニアから来た母娘の4人でテーブルを囲みました。
彼女は娘のジェニファー。
ホリデーでお母様とヨーロッパを周遊しているのだけど、「英国の食事は美味しくないわ」。
うーん、此処のランチにはその意見に賛成・・・。

チューダー朝の建物で、ビールを傾けて寛ぐにはとてもいい感じだけど。
Lacock村は、TVドラマ「Pride
and Prejudice」の舞台にもなった処。
ナショナルトラストに管理され200年もその昔ながらの姿を残している村で有名な処です。
普通に人々が暮らしてるのもすごいなあ。。。
と、堪能したい気持ち半分、PierluigiくんとのChurch Streetをそぞろ歩きながら英会話に結構気を遣いつつ。(英語だから気軽に話せない!)
彼はエンジニアとして働いているが、転職しようかどうしようか迷っている、てな話など。
私は帰国後に待っている、全く新しい分野の仕事にとても不安を抱いている話など。
今にして思えば、もっとこの村を楽しもうよ、って当時の私に云ってやりたい。

Castle Combe



最後に訪れたのは、Cotswoldでも一番人気のCastle Combe。
月並みだけど、蜂蜜色のレンガの建物、手入れされたイングリッシュガーデン、川のせせらぎ、木々の濃い緑、コッツウォルズの魅力が静かに凝縮されています。

帰りのバスでは、もうぐっすり眠ってしまい。夕方4時半くらいにBathに戻ってきました。

お茶(Sally Lunn’s)


イギリスで最初にできたコーヒーハウスで、Sallyがそのレシピと共にフランスから渡ってきてはじめたもの。
毎日3食きちんとSueの処で食事をしていたのであまり外でティータイムを過ごすことが出来ませんでした。
2週間のBath滞在が終わりに近づき、どうしても此処には行っておかないとと思い、この日に寄りました。
こんがりとトーストしたサリーランズバンズに山のようにクリームを乗せてジャムをかけ、ミルクたっぷりの紅茶と共に堪能。
不覚にもこのとき食した、メニュー名は全く記録が無い。
大きさの割には軽くて美味しい。お食事系のメニューにありつく時間が無くて心残りです。
いつものようにテーブルの上の写真を撮ってたら、お店の人がにっこりと「撮ってあげますよ」
1F奥の暖炉の傍に座った私。超有名店だから、あああの席ね、と判ってくださる方も多いかも。

お茶の後は、地下の博物館へ。
当初のキッチンの様子が再現されていて、とても興味深い。
イングリッシュブレックファストティを購入。

別の日ですが、サリーランズの場所を確かめに来た時、日本人のツアーと思しき観光客の一団がお店の前で「此処が有名なサリーランズです」とガイドさんの説明を受け、そのまま次のスポットへぞろぞろ移動していました。
入らないの? 食べないの? 説明だけなの?とみんなに問いただしたい気持ちに駆られました。

夕食

Justineの22歳のバースデーパーティ。
日本では20歳が成人として一つの区切りのお祝いをしますが、それに当たる年齢は英国では21歳なのだそう。
昨年は本格的なパーティをしたそうですが、今年は仲の良い友人を10人ほど英国各地から招いて内輪のパーティを。

左はまだ準備途中のテーブルですが、この後数々のお料理がのりとても賑やかでした。
ビュッフェ式にキッチンのテーブルから料理を取ってきて、リビングで三々五々車座になって椅子やカーペットに座りあちこちでお話を。
私もその中に加わり、いろんな人たちとお話をしました。
友達には幾つかのカテゴリーに分かれてて、幼馴染、大学の友達、ネパールにボランティアで英語教師をしていたときの仲間って感じでした。
彼らは出身地もかなりバラバラで、それだけにいろんな訛があって耳が慣れない~。
それでも全員とお話をすることが出来、何だか愉快に楽しい夜でした。
12時頃までこのパーティが続き、その後でみんなはClubへ繰り出していきました。

今夜からのベッドメイキング

今日は英語の学習、と云うよりはいろんな人の話し方を聴き、会話をすることで実践的な英語のレッスンをした一日でした。
流石にへとへとに疲れました。

幸い、「明日は好きな時間に起きていいですよ」と寝坊許可が出たので気が楽。
ブルーのベッドリネンで落ち着いて眠れます。