アンジェリーナのモンブラン


多分これが最後になるかもしれないアンジェリーナのモンブラン。
すでに何回か懐古的な感じでこのサイトで書いていたと思いますが、プランタン銀座は上京する前の私にとっては東京というだけでも大変な都会なのに、アンジェリーナはさらに海を飛び越えてパリの本場のモンブランを提供するとあって、なんだかひれ伏してしまうようなそんな魅力がありました。
うんと若い頃、初めての東京でこちらに住む友人に連れてきてもらい、緊張したのを今でも覚えています。

関東に住むようになってプランタンは必ず立ち寄る場所で、服を買うというよりは別館の雑貨をくまなく見て、地下で輸入食材品を買って帰るのがとても楽しみでした。
別館が変わったタイミングくらいから立ち寄らなくなりましたが、今年の12月で閉店となると久しぶりにアンジェリーナのモンブランだけは食べておこうという気持ちになり、買いに行きました。

私はデミサイズで、夫はクレームブリュレ。

ここ最近ずっと軽い感じのケーキを食べつけているのと年を取ったせいか、なんとガツンとパンチのあるモンブランであることかと実感しました。
ブラックコーヒーを合わせておいてよかった。

自分なりの区切りのような、そんなおやつの時間でした。

来年3月に別の名前になってリニューアルオープンするらしいのですが、どんな風に変わるのかなあ。
楽しみにしています。