差し入れの手作りおはぎ


今日は、墨田区で担当していた「旬の野菜&フルーツ講座」の最終日でした。
半年間、長いようであっという間だったなあと思ってたら、
全く同じことを受講生の方から仰っていただき、
それはとてもありがたいことだなあと、しみじみしてしまいました。

NPO法人の運営なので、ボランティアの方がアシスタントに入ってくださっていて
並々ならぬお世話になった上に、「彼岸の入りにはちょっと早いけど」と
今日作ったという おはぎを差し入れてくださいました。
感激ですよ、あんこ大好きです。

テーマ野菜はキャベツだったのですが、その後のデザートとして
みなさんにも大好評だったようで、心遣いが本当に嬉しかったです。
私はバタバタと片付けなどもしながらでしたので、
折角なら持ち帰らせていただいて、お茶を入れてじっくりと・・・。

ああ、このあんこの甘さがこの上ないご馳走です・・・うっとり。

毎回、築地で仕入れた2升の小豆を寸胴鍋で煮るんですって。
結婚して40年、最初は見当もつかなかったのが、
今では色んなノウハウが蓄積されて、こんなに美味しいあんこが出来上がるのですね。

最近私は全然小豆を煮ていません。
ついつい砂糖を控えめにしてしまって、「小豆煮」見たいになってしまい、
こんな風に艶がよく、照りがあるあんこを煮上げることができなかったから。
入れるべき処にはしっかり入れたほうがいいのだなあと、反省もしてみました。

美味しいおはぎが、五臓六腑に染み渡る感覚、いいものだなあ。

それにしても講師として立たせていただいて置きながら、 
私のほうがたくさんのことを学んだ半年間でした。
参加していただいた方々には、心から御礼申し上げます。

アンケートも拝読し、改めてしみじみです。
また春夏篇が行なわれて、再びお会いできるといいですね。
その時までまた一生懸命勉強したり、経験したりしておきたいと思ってます。

野菜や果物に親しみ、味わう楽しみを見つけていただけたら、
野菜ソムリエとしてもこんな嬉しいことはありません。