埼玉:大宮「伯爵邸」


NHKの『ドキュメント72時間』の舞台となった大宮の渋喫に行ってきました。ゆったりと過ごす人が多く中々席が空かないのも、昔ながらの喫茶店なので喫煙であることも承知で。15分ほど待ち幸いにも煙草の影響をあまり受けない席に案内されました。

私はクラブハウスサンド。
トーストされた分厚いイギリスパンでレタスやハムなどがサンドされていて、いわゆるクラブハウス的な感じというよりはトーストサンドって感じですが、これはこれで美味しかったです。
ただ、気持ちがちょっとしょんぼりしてしまって、その分心の余裕がなかったというか。
この奥にあるサラダボウルや夫の頼んだナポリタンの皿が空になっていることからわかるように、夫が食べ終わっても私のサンドウィッチはお店の人に忘れ去られてしまっていたのでした。

こちらが夫のオーダーの懐かしのナポリタン、いかとかいろいろ入ってて焼きそばっぽさもあります。
ごった返した店内だったので少し遠慮もしてしまっていたのですが、彼が半分食べた頃に私も聞けばよかったな。他のテーブルにはどんどん運ばれていたのだから。

このように二人で外食したときに、なぜか私のだけ忘れ去られる事案がありまして。今回だけではないので、いよいよもって私はお店の人に見えないのかもしれないと思うようになりました。
こういう現象に名前を付けてみようと夫は呑気に言っていますが、そのような現象名が既に存在するのであれば知りたいです。その対象となる人物の特徴もあるのなら合わせて知りたい。

ま、そういう目に遭う場合、そのお店にサービスを過剰には期待しないことにしています。とはいえ「またか…」としょんぼりしてしまうのでした。

さて、ここ大宮で喫茶店に夕方入ったかと言いますと。
前夜は足立の花火大会に行き、へとへとになっていました。そこで以前から銭湯好きの夫が行ってみたかったというおふろcafé utataneへ癒されに行くことにしたのでした。

大宮駅から初めてのニューシャトルで一駅の鉄道博物館駅で降り、博物館もまた改めて来ようと横目で予習しながらてくてくガード下のおふろカフェへ。
フリータイム入館大人1,260円ですが、私は同行者1名まで200円引きで入れる福利厚生を利用しました。館内着は通常のもの以外にムームー的なものがあり折角なのでそちらにしました。が、結構クーラーが効いた館内では寒くて、着てきた羽織物を上から羽織っていました。冷え性の人は通常の館内着の方がいいかも。

お風呂は気持ちよく、身体がほぐれました。お湯自体はとてもいい感じ。運び湯ですがもともと濃い温泉のため薄めているのだそう。それでもお湯の良さは感じました。

ランチにはやや混み始めたカフェで私は野菜カレーと、シェアするチョップドサラダなどを。夫はビールセットとかフライものとか、あとワインバーであれこれと冷えたワインを飲んでいました。ちなみにコーヒーはお水と一緒に飲み放題のマシンがカフェの外に置かれています。


もう一回お風呂に入った後にデザートでもと思ってもこの日は混雑度が増して、そこらじゅうの椅子もすべて埋まってしまい、もう二度とカフェには入れないくらいの勢いでした。

食後、私たちは運よくそこそこ寛げる場所を確保に成功。夫はひたすら漫画を。私は漫画のラインナップが若すぎてどうしよう…と思っていたら、カフェの仕切りにはたくさんの種類の雑誌が置かれていてその中から京都と滋賀の情報誌を見つけてあれこれとお店のチェックをしておりました。

途中、私はボディケア60分コースで揉まれてきました。押されたり伸ばされたりって久しぶり。極楽極楽。

たまたまなのかどうかはよく判りませんが、圧倒的に若い人たちが多い印象でした。おふろとカフェと漫画喫茶が一緒になった感じで、暑い時期にはこんなに涼しく過ごせるので格好のくつろぎ場所なのだろうなあ。

最後にもうひとっぷろ浴びて、帰りはシャトルバスで大宮駅まで送って貰って、冒頭の喫茶店で軽く夕食を取って帰宅しました。

外食
Tea&Life