東京:人形町「玉ひで」


老舗のお店にも行ってみたいけど、そうそう行く機会は訪れない。
そんな折、会社のおめでたい会食で玉ひでにお邪魔することになりました。
みんなテンションが上がり、その朝からもうにこにこして「今日は夜のために会社に来たようなもの」という空気に包まれていました。
私がまず老舗だなあと驚いたのが、専属の下足番の方がいらっしゃること。
廊下は使い込まれて黒光りしている板の間がつるっつるになっています。
タイツの足もしっかりと踏み込んだりして、階段を上がります。

お座敷には創業当時の江戸の地図が飾られていたりして、老舗感が満載です。
箸置きも鶏の人と卵の人が居て、私は卵でした。
鶏は隣の人から借りました。

更に、ナフキン代わりの日本手ぬぐいはお持ち帰りくださいとのこと。
お土産まである~!とみんなで盛り上がりました。

お吸い物がまず運ばれてきました。
福岡で水炊きを食べに行った時を懐かしく思い出しました。

左は元々テーブルに用意されていた鶏そぼろ。
これはお酒のあてにいいのかもしれませんが、ぜひとも白いご飯に乗せていただきたい。

手羽の煮物。

意外に酸味があって、さっぱりしています。

ハツとかナンコツとかレバーとか。

お野菜の炊き合わせ。

何とも品の良いお味です。

鶏の旨みがたっぷりのにゅうめん。

そして冒頭の親子丼です。
夜のコースの時には小ぶりになっているそうです。
親子丼は、かなり甘くとろとろ。
東京軍鶏の様々な部位が使われてるとか。

水菓子で締めくくり。

親子丼の味を体験できたのでありがたかったです。
こちらのお店をチョイスしていただいた幹事さんにも機会をくださった方にも感謝し、またブーツを履き物係の人から受け取って帰路につきました。

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