東京:汐留「セリーズ by ゴードン・ラムゼイ」2


以前にもサンデーブランチをしたこちらのお店に久しぶりに行ってきました。
寒い時期のポットパイにも興味があったのですが、平日だけみたいなので
ウィークエンドランチ6,800円を。
夫は、ワインペアリング付きでプラス2,000円。
食前のお愉しみのカナッペは、前回同様グリッシーニとタラモのムース。
塩分が食欲をぐっと引き出してくれます。

夫には早速シャンパンが。
毎度のことですが、この手の知識に乏しい上に全く覚えられない性質なので
ご了承ください。

シェフからの可愛らしい一皿は、海老のカクテル。

千切りキャベツの下にはアボカドのムースが敷いてあります。
可愛らしいけど前回の方が好きだったかな。
と思ってしまうのは仕方ないことかと。
ついつい比べてしまいますよねえ。

パンは3種類、バゲットと長時間熟成のと、セサミ。

前菜は、サーモンマリネ “グラバドラックス”
キャビアとウニのスクランブルエッグと共に
シトラスバターソース(500円追加)

サーモンのカットの仕方が可愛らしい。
“グラバドラックス”とはディル風味らしいです。
マスタードも薄く塗られていて、きりっとした味わい。
それに対して、スクランブルエッグは濃厚。
ウニって夏のイメージなので、せっかくなら冬素材で
この濃厚さを出すちょっと贅沢なのがあると面白そうです。

夫の選んだ前菜は、偶然にも前回私がオーダーした
スモーキーな鴨胸肉の冷製ローストで、見覚えのある感じでした。
この時、最初にお互い逆にお皿を置かれたので、
ペアリングでおススメの白ワインはもしかしたら私のサーモンに合わせていたのか
彼としては何となく物足りない印象だったらしいです。
何処まで合わせているのかよく判りませんが…。

お次は、メイン。
豚バラ肉のじっくり煮込み
帆立貝のグリエ シュークルートのブレゼ添え
ジュニパーベリーの香るジュで


私にしてはとてもがっつりとした一皿。
でも香ばしく甘い豚バラ肉は素敵でしたよ。
アップルソースがさっぱりとさせてくれます。

夫はホロホロ鳥胸肉のロースト。

ブリオッシュのダンプリングと共にとメニューにあったのですが、
ダンブリングとはなんぞや?と思っていたら、
なんと生地を焼かずに茹でたこの3つの丸いボール状のものだそうです。

一つ食べさせてもらいました。
もっちりしてる…だいぶ不思議な味と食感です。
ここでは夫に赤ワインが供されていました。

さて、デザート。

プレートで全種類説明を受けて、チョコレートのタルトと迷ったけど
旬を意識してレモンタルトにしました。
たっぷりと爽やかなレモンカードが詰まってて、
ライムも散りばめられ、チーズのシャーベットも好みでした。
…って前回も結局レモンタルトにしてたのか、私。
最後に清涼感を求めたくなるのだな。

夫はりんごのムースだかゼリーだかを頼んでいました。
デザートワインはギリシャのものだそうで、黄金色でとろりとして。
渋い赤や辛い白が好きな夫にはこれは得意でなかったようで、
逆にかなりお腹一杯になった状態の私はアルコールを少々嗜んでも大丈夫になったので
殆ど私がいただきました。

夫曰く、前回のワインのペアリングがとてもとてもよかった印象が強く
今回も同様に期待したけど、ちょっと違って残念だったらしい。
まあ2000円プラスするだけで、食前のシャンパンから白、赤、デザートまでと
美味しかったし大変お得なのは重々承知だけど、
やっぱり最初の印象を超えないとというか自分の好みにマッチしないと
物足りない気持ちになってしまうんだろうなあ。

食後のコーヒーはたっぷりと。

大変ボリュームがあり満腹ゆえに、この後15kmほど散歩しました。
それでも夕食なしで十分でした。
夫も軽い簡単なもので終わってしまいました。

ともあれ久しぶりにゆっくりと夫婦で食事できたのがよかったです。

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