2004年 関西篇:ユニバーサルスタジオジャパン、呑喜帆亭

1日目:昼食

なんの駅弁だったか。。。
春らしく筍と山菜のごはんのものを。おかずがちょこちょことあるので楽しい。
こんな風にお弁当を買って新幹線に乗ると、ゴールデンウィークの始まりだ、と云う気持ちでわくわくします。

2日目:ユニバーサルスタジオジャパン

早起きして9時前にパークイン。この写真は、ゲートの辺りにあるのですが、着いた時には心がはやっているので帰りに真っ暗になってから撮る羽目になったシンボル。
これも経験で、なんて平常心で訪れたところ、すっかり楽しくて虜になってしまいました。映画の世界をテーマにしているので馴染みやすかったのでしょうね。それほどここにアトラクションとして作られている映画を全て観ているわけではないにも拘らず、ってことは、純粋にアトラクションとしてよいことだと思います。幼すぎないのもよい。


まずは、アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライドの、Eパスを貰う列に並び、14:10からのを入手。
その足で、通常は濡れた服を乾かすために人々は入るというバックドラフトへ最初に入り、USJのアトラクションの「臨場感」の洗礼を受けました。凄い!私は最前列か一番後ろの列がいいと思う。知らないで後者に並んだけどね。映画も観ていないけど充分に楽しい。撮影の裏舞台も観ることが出来て、彼らの役者魂に魅了されます。

園内には、電光掲示板がそこかしこにあり、主要アトラクションの待ち時間やショーの開始時間がリアルタイムで情報提供されています。また、事前に登録して、携帯にも待ち時間情報がメールで送られてきます。こういう工夫も好きだな。それを参考に10分待ちというジョーズへ。軟弱な私は入り口でビニールポンチョ200円を購入。
映画を観ていないのですが、子供心にあの音楽や断片的に見る映像で非常に恐怖感を覚えたものです。
クルーのおねえさんはとても盛り上げるのが上手い方で、みんなも拍手なんかしたりして和やかなムードでのクルーズでした。
乗船位置が右側だったので結構安全でした。次は、襲われる左側になるよう目指し、少なくとも次回は夕暮れ時に行きたいと思います。


ちょっぴり濡れたので、その傍のスヌーピー・プレイランドペパーミント
パティのスタント・スライド
に20分待ちで並びます。またもやポンチョが大活躍。アナログ的なこういうのは大好き!ビルの3階あたりからチューブの中を水の流れに乗ってゴムボートで急降下!しかもくねくねチューブはうねっている。ああ楽しい。これもリピート確実です。


朝も早かったし、小腹が空いたのでホットドッグを!しかしさっきから買わないタイミングでは見かけるのにいざ、と思うと見つからない。結局、先ほど見かけたけどまだ開いていないや、と諦めていたこのお店でホットドッグを買うことにしました。可愛いんだもん、トラックが。
トラックドッグ500円とコーラ。
意外とでかいなーとおもいつつ、ホカホカのホットドッグを受け取ります。
ピクルスを刻んだ物をソーセージの横に絞り、ケチャップとマスタードをちゅるちゅるちゅる~とかけ・・・こうしている間もなんだか楽しい。
パンはふっくら、ソーセージはジューシー、とても食べ甲斐があって、いかにもアメリカーンな感じで美味しかったです。しかし、残念なことに、この日食べたUSJごはんの中で一番美味しかったのです(苦笑)
とはいえ、このトラックの傍で、私は非常に美味しそうに食べてたと思いました、宣伝してるんじゃないか?ってくらいに。
後で思えば此処でガツンと食べておいて大正解、満足!


近くのバック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライドへ90分待ちの掲示を確認しつつ入ります。食後は危険な気がしつつも、かえってこの一時間半がよい食休みになりそう、と云う判断。Huey
Lewis & the Newsの♪Power of Loveが待っている間かかっていたりしてとても懐かしい気持ち。この映画はとても大好きでしたので、アトラクション自体もワクワクでした。
待ち時間が90分だったのですが、あれよあれよと列が進み、実際は半分の40分くらいで8人乗りデロリアンへ乗り込むことに。ひゃ~凄い動き~! CGお見事です、綺麗、鮮やか!しかし、乗車時間はこれくらいが限界ですねえ。誰も頭の上でバッテンをださず、最後まで任務を全うすることが出来ましたが、実はお隣のカップルはやばかったみたい。

外のデロリアンでは、カメラマンの人が持参したカメラと彼の商売用のカメラと当日の日付入りの写真を撮ってくれます。商売用のは気に入れば購入と云うシステム。このお兄さんの「綺麗にトレビアン」「こちらからデロリアン」とにこやかに云う科白はしばらく内輪で流行ること間違い無しです。


バス停のような処では、まるで封切り中の映画の宣伝をしているかのような広告。
ロンドンのエッセンスが一杯詰まった大好きな小説でもあり映画の「ブリジットジョーンズの日記」を見つけて記念撮影です。


さっきの回には間に合わなかったので次は絶対!と13:10開始のウォーターワールド目指して早歩き。殆ど最後の方の入場だったのでステージ向かって右の端っこの方に一旦腰掛けました。が、前の方の水色のベンチが空いている。じわじわ前進して、塔がある部分の前から2番目のベンチに座り、ポンチョを着て望みました。
私はこれが一番楽しみだったので嬉しい!
たまたま私たちのすぐ前の小学生男子が、クルーのニックに気に入られたみたいで、ざっぱんざっぱん水がかかります。特等席です!
ショー自体もとても迫力ある物で、映画を知らなくてもこれはこれでOK!かっこいい~!
今度は、向かって左寄りの正面を狙いたいものです。


いよいよEパスをゲットして望むスパイダーマン。これが済むまではお昼ご飯に行ってはいけないような気が凄くしていたので、びくびくしながら並びます。が、予想に反して(?)恐くないし気持ち悪くない、これもCGが素晴らしくとても綺麗でした。爽快です、高層ビルを縦横無尽に走り回る感覚・・・。身体が今でも思い出すとふわふわします。映像が綺麗なのはいいなあ。バック・トゥ・ザ・フューチャーはあの一回で私はもう充分だけど、こっちはまた乗りますよ。


KWBBにて遅いお昼ご飯。サラダをてんこ盛りに食べられるという触れ込みが気に入り、チキン&ベーコンサンドウィッチとオレンジジュースを。
サラダバーで恐ろしい程の野菜やコールスローを盛り付けてしまいました。
外のデッキでふうっと一息つきながら。うーん。全体的にサンドウィッチはバツ。野菜を食べるのが目的と思いました。さっきのトラックドッグにこのてんこ盛り野菜を添えたい。
隣のテーブルで持参のおにぎりを広げているカップルが居ましたが、食事が見合わないとはいえ、そういうのはピクニックエリアでお願いしたいなあ。


お腹がとりあえず人心地ついた処で ターミネーター2:3-Dへ。これは観たから世界観も判る。20分待ちの間に流されているビデオがよく観るとブラックで面白い。はて?と思いつつ、安全ゴーグルを持って中へ案内されると・・・。
ここであの綾小路麗華様と出会うのです。全然予備知識がなくとも、すっかりはまります。この麗華様の毒舌に魅了されない人は逆にお気の毒かもしれません。
実際の内容も面白かったのですが、この麗華様オンステージのために私はまた並ぶことになるでしょう。多分、現在存在する麗華様の中でも最も切れのある毒舌の麗華様だったようなので、次回も必ずお目にかかりたいです。


これからはショー系アトラクション中心に。
ユニバーサル・モンスター・ライブ・ロックンロール・ショーでは、前から2番目に座りましたので、モンスターたちの表情もよく判る迫力のあるライブでした。私が見た狼男は、ロッド・スチュワート風な感じで非常にかっこよかったです。馴染みのある曲ばかりで楽しいひとときです。


メルズ・ドライブインに停まっているアメ車はなかなか雰囲気を盛り上げています。赤い車が私のお気に入り。
次は此処でハンバーガーとコーラを、という計画をしています。お茶の時間にブラウニーとコーヒーでもいいかなあと思ってるんですが。


それからウェスタンエリアへ急ぎます。WWWWスタントショーを観に行ったのですが、その横のアニマル・アクターズ・ステージの開園時間がすぐに迫っていました。時間的にもこれが済んでからでも大丈夫との事でしたので、入り、一番前の席に座りました。

此処に出てくる動物たちは実によく訓練されていて、一体どうやったらこんな風に躾けられるんだろうと不思議に思うやら感心するやらです。何故かワンコが芸をすると私はどうも年のせいか涙もろくなってじんわりとしてしまいます。やれやれ。そして動物だけでなく、MCのお兄さんも結構面白い。全体的に云えることなんですが、此処は大阪だから客いじりは風土的なものなのでしょうか。ジョーズのお姉さんも最初は標準語というかアトラクション口調で喋っていましたが、クライマックスでは微妙に関西のアクセントになってて、それが誠にほほえましい。


効率よくお隣の ザ・ワイルド・ワイルド・ワイルド・ウエスト・スタント・ショーへ。兎に角彼らの俊敏な動きに感服です。私の観た時には保安官の助手役の日本人男性は小柄な方でしたが、素晴らしい動きでした。天晴れです。ベタなアメリカ風コントもいいですねえ。ナイスバディの金髪のおねえさんもいかにもって感じでよろしい。


フォッシル
フュエルズにて、ファンネルケーキ ストロベリーのホイップクリーム添え、アイスティ。
てっきりワッフルのような物だと思っていたら、生地を細かく油に散らして揚げた物を円形に固めたようなカリカリしたドーナツっぽいお菓子でした。
アクティブに動き回った身体には、この甘さはいいですね。しかしこの私が半分の量で丁度いいと思った、というのはやはりちょいとしつこかったかな。ソフトクリーム添えの方だともっとさっぱりしてたかもしれません。苺のシロップ煮は美味しいと思いました。ケーキの油風味を緩和します。
ファンネルケーキを食べつつ、対岸にふと目を遣ると、街の灯りがつき始めていてなんともいい雰囲気。街として作りこんでるのが好感持てます。


ここまで読んだお詳しい方、「あれ?あれはどうしたんだろう?」と思われたことでしょう。そうなのです、なんとなくあれを避けていたのです。
ジュラシック・パーク・ザ・ライドを。だってあの落下のさま見てたら、厭ですもの。それに私はこの映画の1を観て、激しく恐怖を覚えてそれ以来一切この映画を観なくなってしまっていたからです。
しかし団体客の帰ってしまったこの時間、待ち時間は5分と云うではないですか。これは乗るしかなくなってしまいました。幸か不幸か右側の3列目という当たり障りのない位置に座りましたが、一向に動き出す気配がありません。
2艘待機してる方の後ろの船だったのですが、前の船からは鼻血を出してしまったお嬢さんを慌てて連れ出すお父様の姿があったりして、恐怖感は募ります。結局乗ってから5分は待ったでしょうか。ようやく動き出し、時々ちょっとした落下にこまめにヒヤッとしつつ船は進みます。恐竜が何恐竜であるかなんて情報もサッパリ脳にも届きません。
そして・・・もう此処から落ちるしかない、というエリアに突入して・・・ひゃー。
あれ?意外と平気?気持ちは確かに90度くらいに急降下しましたが、思ったより距離がなくてあっけない感じでした。だからといってまた乗るかというと、落ちるまでがあんまり私にとっては興味がないので、乗らないかなあ。


最後はまったりとE.T.アドベンチャーにしようと決めていたので待ち時間が40分、とこの時間にしては長蛇なのにも拘らず並びました。映画は観ていなくてもこのキャラクタは強烈ですよね。待っている間の森の深い感じがよく出ていて良かったと思います。
独特の浮遊感は癖になりますね。あと、噂の香りのするエリア・・・・ストーリーは兎も角なんだかハッピーな気持ちになって締めくくれるのが後味よいです。待ち時間少なかったらまた乗ろうかな。

そんな訳で収支決算すると大幅黒字な感じで大満足でした。今度はもっとパレードとかそういうものをみよう。食事の美味しい処をもっと研究必要がありそうです。

夕食:呑喜帆亭(ドンキホーテ)



USJを後にし、環状線で福島まで行き、ちょっと毛色の変わったお好み焼きやさんへ。このお店は、大阪に3店舗あり、元フレンチのシェフが始めたお店だそうです。
基本の豚玉と、名前を忘れましたが、砂ずりとかこんにゃくとかが入ってるものを梅酒でくいっと。
物凄くふっくらと仕上がっていて美味しいのです。実はこっそり2度目でもあります。どうせ写真撮るなら、見た目が華やかなのを頼めばよかったかなあ~でもここは色々食べて行きたいと思っているのでまた次のお楽しみね。