1998年 福岡篇:Green House、ひょうたん寿司、ホテルニューオータニ博多

南蔵院(粕屋郡篠栗町)

篠栗四国霊場の総本寺で第1番札所で高野山真言宗別格本山で日本三大新四国霊場のひとつ。
お遍路さんの姿をした信者の方が南蔵院の敷地内を巡ってらっしゃいます。この涅槃像はブロンズでは日本一なんだそうで、中には仏舎利がはいってます。そしてこちらの住職は宝くじが当たった事でも有名で、それを自分のためだけに使わなかったそうです。地元の信仰も厚く、一種の観光地風にもなっています。プリクラまである(笑)!
私は特に信者と云うわけではなく、ここに父や祖母が眠ってるので身内で集まり法事をしました。 最初に塗香(ずこう)と云って白檀の粉を掌に塗りつけてから始まるんですが、このお香の香りがなんともいいんです。数時間後まで手を洗っても残っていて不思議な気持ちになりました。

昼食「たまや」(南像院内)

精進懐石 1,000
南蔵院の敷地内のお土産やさんの奥にあるお食事処でみんなとゴハン。

含め煮といい白和えといい全体的にお砂糖の甘さが強いのは何故?
左上の緑色のは山くらげ。
てっきり山菜だと思ってたら、茎レタスを乾燥させたものをまた戻して煮たものだそうです。歯ごたえがあって好き。
食事が出る前に和菓子とお茶で一服。
これはサービスです。

Afternoon Tea「Green House」(ホテルニューオータニ博多)

イングリッシュクリームティー 1,200(期間限定)
このホテルにお泊まりする事になって、HPをそれとなく見ていたらWedgwoodのフェアがあることを知りました。せっかくここに泊るんだからお茶しなきゃ。

篠栗から福岡市中心部に戻り、母と久しぶりに天神をぶらぶらしました。天神からこのホテルのある渡辺通は徒歩10分弱くらい。バスや電車もあるんですがここを歩いて移動する人は多いのです。母は移動が面倒だと云うので私だけお茶しにホテルに帰りました。

この辺りはお琴の練習場があったり向かいの電気ビルのホールで演奏会をしたりで思い出の場所でもあります。レストランは1階の通りに面していて、ぼんやり外を眺めることが出来ます。平日の午後はお客さんもそんなにいなくて静かな場所で、ゆっくりお茶を楽しみました。

お茶はアッサムとケニアのブレンド。
さし湯も頼むとすぐ持ってきてもらえたので心置きなくたっぷり飲めました。お皿の上の銀のペーパーはなんだか安っぽくないですか?残念なのがスコンが冷たかった事。ちょっと温めて貰えれば良かったなぁ・・・。
せっかくウェッジウッドオリジナルの苺ジャムとクロテッドクリームが添えられてるのに。後はショートブレッドもついています。
イングリッシュアフタヌーンティーは1,600円で、サンドウィッチやプティケーキもつきますし、イングリッシュティーだと800円でショートブレッドと紅茶と云う取り合わせになっていました。割とあちこちのホテルでウェッジウッドフェアってやってるみたいですよね。実は私もずっとニアミスで、やっとこのフェアをやってるホテルに巡り会った次第です。1時間ちょっと、自分だけの時間を過ごしました。

夕食「ひょうたん寿司」(中央区天神)

リーズナブルで美味しく、オススメです。
場所は有名なライブハウス「照和」のすぐそば・・・ソラリアホテルとサザン通りの間です。「旬のおすすめセット」はその名の通りおすすめの握りとアラ汁。それから、他に食べたいもの、も一度食べたいものをいくつか握って貰いました。
いつも階段の処で行列ができています。

ホテルニューオータニ博多(中央区渡辺通)

13階の落ち着いた部屋ですが、バスルームはユニットバスなのがちょっと興醒め。
20年前のホテルだからその辺はしょうがないのかしら。アメニティグッズはまぁ普通。でもバスローブがあったので良しとしましょう。
ホテルの部屋で。
お寿司屋さんの後でまた母とぶらつきながらマテウスロゼの小瓶を買いました。
実家にいた頃、このワインが必ずあって、たまに母と一緒に呑む事がありました。
その懐かしさで・・・。
ほんのり甘いこの発泡酒は呑み易いです。