2004年 福岡篇:ソラリア西鉄ホテル、サロン アンバー

昼食「茶家」(福岡市博多区博多井筒屋2F)

飛行機で福岡にお昼頃着き、地下鉄で博多駅へ出ました。福岡に居た頃、殆ど井筒屋に来た事なかったけど事前の検索で何やら素敵なお茶カフェがあることを知り、豆腐膳【冷】1,050円をオーダー。
くみ上げ豆腐はまずは何もつけずに味わって、豆の味を実感します。
赤米ごはんやちょこちょこと並んだ前菜や、もずく酢、白和えにお味噌汁。こじんまりと胃に負担なく頂けます。白和えの具材が何だかよく判らなくてお店の人に尋ねたら柿、とのこと。そう云えばそうか。

食後は白胡麻豆腐がデザートにつきます。つるんと美味しい。
ぐるなびのクーポンはランチにも使えてお得でした。

お店の人の感じもとてもよいし、茶器や茶葉も販売されててディスプレイもインテリアも素敵。女性お一人様のランチの方も多かったのも納得です。

その後、JRのローカル線で父の墓参りに出掛けました。JR九州の列車ってどれもデザインがヨーロッパっぽいし色合いも素敵で見とれてしまいます。無事墓も参り、博多駅を経由して天神に。

ソラリア西鉄ホテル(福岡市中央区天神)

レディスプラン13,000円
この期間、国際会議が福岡で開催されるとのことで、実にホテルの予約を取るのが大変でした。一旦ソラリアもルームチャージのみの宿泊プランで取ったのですが、あきらめきれずあちこちネットをウロウロして、一休.comで運良くレディスプランを見つけ、こちらを取り直しました。
ソラリアは1Fの広いカフェは学生時代の仲間と大勢でお茶するのによく使っていた一つでしたが、ティファニーになっていました。あらら。


お部屋の眺めはさほどでもないのですが、広さが充分にあるため、ゆったりとした気分で過ごせました。
テーブルがこんな風に部屋の中を向いてる配置が好き。壁の鏡に向かって椅子を置かざるを得ないのは、それだけ広さがないからなんでしょうけど。
プランの特典として、アメニティポーチが付きます。クリップと入浴剤が特に嬉しかったです。お風呂でTVやBGMが聞けるので、入浴剤と共に半身浴で長風呂を決め込みました。

お茶「サロン アンバー」(ソラリア西鉄ホテル1F)

ケーキセット(レディスプランに含む)。
リコッタチーズのケーキと紅茶を選びました。此処にサロンがあるなんて全く知りませんでした。まあ、ホテル部分に足を踏み入れたことが無かったからねえ。
ケーキはチーズのしっとりした風味も残されてて美味しく、紅茶も結構しっかり入っていたので嬉しくなりました。
ホテルに入る前にハプニングが起きてしまったので、此処で動揺を鎮めるべく思いの他美味しいティタイムになり安堵しました。


晩御飯には私には超・懐かしい因幡うどん、ソラリアステージ店で。私の行ってた頃の地下のレストラン街の様相とはまるで違うけど、何と云うかお店の基本的な処は変わっていなくてほっとします。天神本店にもOL時代のお昼ご飯によく行ってました。
いも天うどんにわかめもトッピングして豪勢に、でも500円玉でお釣りが来ます。
博多のうどんはラーメンと並ぶファストフード、頼んで1分くらいで熱々の丼がやってきます。そこへ芸術的に細切りされた博多の青ねぎ(直径が1.5cm位あり、万能ねぎとは違う)をてんこ盛りにのせ、柔らかく太い麺でねぎを絡ませながらずずっとすすります。
丸天にしなかったのは、黒ごま入りのいも天の衣に惹かれたから。大学芋のように甘くて美味しい。そもそも博多うどんのおつゆは、ダシが効いていて甘いのです。勿論、全て飲み干して大満足。ああ、懐かしい。
世は(東京は?)、讃岐うどんブームだけど密かに博多うどんが恋しくて堪らなかったのです。多分、私が年取って弱ってきて、最後に食べたい物、というと因幡うどんか牧のうどんか迷うだろうなあ。

レディスプランにはソラリアシネマでの映画鑑賞券も付いていました。これも事前に消去法で「トリコロールに燃えて」に決めていったのですが、これまた大変素晴らしい映画でした。映画紹介の内容でピンと来なかったんだけど、結果的に引き込まれます。映画紹介は官能的な日々ばっかりのように感じるし、ちょっと損してるかもしれません。
ギルダは大変美しい女優シャリーズ・セロンが演じていました。「モンスター」の人と同一人物とは到底思えない位…。