2000年 イギリス篇 cheese puff, choco brownie, Holburne Museum of Art, Victoria Art Gallery, Sham Castle

朝食

今朝のシリアルは、ブランとミューズリをミックス。ジャスミンティ。そして低脂肪ヨーグルト。
Sueは、日本人が朝にヨーグルトを食べる習慣をstrangeと云いました。
日本人が食べるからなのか、朝に食べるからなのか、どっちなんだろうと思いつつ、Sueには色々と珍しがられるので理由を聞くのも面倒臭くなって聞かず仕舞い。

午前のレッスン~昼食

昨日のレッスンの復習、朗読など。私のアクセントがかなりAmericanで聞き取りづらい事で注意を受けました。
ちょっとめげるも、チーズパフとチョコブラウニー作りのレッスンをして気を取り直し・・・。結果は上出来!
チーズパフ、リーフサラダ、アボカドのサラダ、フランスパン、チーズ

チーズパフって食べ物を初めて知りました。
タルトにチェダーチーズをすりおろした卵ベースのフィリングを詰めて、更に上からチーズをたっぷりかけて焼いたもの。
上のチーズがこんがり焦げた処が好い。
焼きたてをみんなも次々に手を伸ばしていました。

アボカドは、それまで一回食べて「私には食べられない」と思っていました。
でもこういう場で出されたものは一通り食べておきたかったので、一口。するとなんだかとっても食べやすかったのです。
聞いてみると、カットしてフレンチドレッシングで合えたのだそう。これで、アボカドも好きな食材の一つになりました。
チョコブラウニー。
ココアの香りがたまらない。
お昼ご飯のプディングは、これまた焼いたばかりで、粗熱がほんのりと残るブラウニー。

処で、これらの粉モノを使ってのお菓子作りの時って、普段レッスン受けたりゴハンを食べたりするダイニングテーブルの上を、それ程清潔!と云うわけでもない台拭きでささっと拭いてから、手粉をまいて平気なのです。
最初、「えっもっと綺麗なもので拭いた方が・・・」と思ったのですが、別にお腹を壊さないし、誰も普通だと思ってるみたいので私ひとり神経質にならないほうがいいんだろうなあ?
なので、気にしないことにしました。郷に入ればなんとやらで。

Holburne Museum of Art

学生£2

私と趣味の似てる方は、是非此処へも足を運んで下さい!
カップ&ソーサーやシルバーやたっぷり展示していて、しかも細かく各々の展示品の説明も在ります。
Thomas Gainsboroghってこの土地に縁の深いポートレート画家だったのか・・・と云うことに数日前から気が付いていましたが、此処にもその肖像画が展示してありました。
GainsboroghってLondonでの私の宿の名前だから気になっていたのです。

地下のexhibitionではJanet Haighと云う刺繍アーティストによる「FLORA’S LEGACY」が開催されていました。(18th
May~29th August 2000)
花をモチーフにした立体的で斬新なデザイン、鮮やかな色彩、ユーモラスなメッセージでとても惹きつけられてしまいました。
針と糸持たせたら全く役立たずの私ですが、このお稽古事が身近にあれば習ってみたいと思った位。

The Tea House


同じ敷地内にあるティーハウスでお茶を。
a pot of
tea 70P (この価格に驚いて欲しいのです、70Pですよ、70P!)

Janet Haighのカタログやポストカード。
ハガキを1枚、此処でしたためました。
そうして過ごしている間、近所で働いている風の人も何人かやってきてお茶を飲み、お店のおじさんと談笑してまた出て行きました。
外のベンチでは子供連れの若い主婦達がベビーカーを揺らしつつひっきりなしのお喋りとお茶の時間を過ごしていました。イギリスの光景・・・・。

Victoria Art Gallery

1st floorの常設展の「The Bride in Death 1839」と云う絵画が衝撃的でしばらく其処から動けませんでした。
・・・死の床に横たわる純白の衣装に包まれた花嫁、しかしその肌は限りなく蒼白く、側で打ちひしがれている夫に起き上がってkissをすることは二度と無い。
背景は何なのかgalleryの人に訊けば良かったなあと後悔しています。呆然としてたから・・。
ポストカードがあったので購入するときに「これが一番好きでした」って感想を述べたら「私もよ」ってスタッフも答えてくれました。

その後W.H.Smithで父の日とお誕生日のカードを探し、購入。
M&SやBootsなどをウロウロ、いいなあ住みたいなあと思いつつ日用雑貨を物色。
お家に帰るバスの運転手さん、今日もwink一つ。
「Hello!」とにっこり挨拶交わし、私が70P(50Pと20P1枚ずつ)を出すと、黙っていても10Pのおつりを渡してくれ、私の降りるバス停の前でベルを鳴らさなくてもまたwink一つ。

今夜からのベッドメイキング

帰宅してみるとベッドメイクが変わっていました。

今夜からはピンクの花柄のベッドカバーです。

ひとまずお茶を飲みながら、美しい写真のハーブの料理本を眺めて過ごしました。

Sham Castleへの散策

Welsh Border
collieのJesのお散歩に付いていきました。
今日はSueの運転でBath大学まで行き、構内の池で鴨に食パンをあげてしばし遊びました。
私のお気に入りの子は、この子。カワイイでしょ。
Bath大学からどんどん奥に歩いていくと、Sham Castleへ。
Bathの石で築かれたここは実際にはお城があった訳ではなかったそうな。
説明をSueはしてくれたのだけど、あんまり判らなかった情けない始末。
Ralph Allenが建てたらしく、そう云えばこの人の名ってよく聞くのですが、Royal Crescent近くのThe Circusを建てた人だっけ?

散策から帰宅したのが19時半。
まだまだ余裕で戸外は明るく、「It’s very English!」とJulianが庭のベンチで新聞を読むのを勧めてくれました。実際、読むと云うより単語を拾うのが関の山?

夕食

2種類のショートパスタにチェダーチーズをたっぷりすりおろしたもの。ブロッコリー、人参、ナス、ピーマン、トマトをソテーしたもの。ミンスミート。ミックスリーフのサラダ。プディングには緑の葡萄。

高校生のSebastionの彼女Lauraも今夜は同席。
彼女は、チーズをかけたパスタをほんの少しと水しか口にしませんでした。
日本の一部の凄まじい風貌の女子高生とは全く違い、いい意味でのイギリスの今風の彼女は大人っぽいなあ・・と見とれていると、Sueから散歩の後読んだ(?)新聞記事の中で何が印象に残ったかを訊かれ、慌ててしまいました。

この日は21時には部屋に下がらせて貰うけど、いつもあっという間に12時になってしまう。
荷物の整理をしてドキドキの明日の準備。大丈夫、きっとうまくいくし楽しいよ。