2000年 イギリス篇 Portbello Market

Kensington Palace


ホテルからポートベローマーケットの開催されてるノッティングヒルゲイトまでケンジントンガーデンズを通り抜けます。


ダイアナさんを偲んで今もなお、花束やカードを捧げる人が絶えないのですね。
分かります…

そして此処で記念撮影をしていく若いグループもたくさん見かけました。

Portobello Market

土曜開催のこのマーケット、一歩足を踏み入れると、そこはもう圧倒的な多さのストール(屋台)やショップたち。あれこれと見ているうちに、私は何が欲しいのかよく判らなくなってきました。
そして、ああこれは可愛いな、でももう少し他のを見てからにしよう、なんて思ってると、さっきのお店は何処だったのかサッパリ判らなくなってきます。
各種パンフレットで既にスーツケースがとても重くなっていたので、気に入ったカトラリーを自分で決めた額以内で買おう、とやっと決心がついた頃、このキラキラ眩しいストールとめぐり合いました。
小一時間ほど殆ど全種類に近いくらいの様々なカトラリーを見比べ、値札がついてないのは尋ね、最終的に後ほどご紹介する3点を購入しました。
「貴女は丁寧に見てくれたわね」と端数を引いてくれ、御礼を云って、許可を得て写真を取らせて頂きました。
あんなにたくさんのカトラリーに触れられて幸せ。


アンティークの区域が終わり、もっと上の方へ行くと、お野菜やお花お肉など生活に密着したお店が並びます。どれも生き生きした様子で、心に訴えてきます。私はサクランボを1パック、それから晩ごはん用のサンドウィッチを買い、さらに目指すお店があったのでずんずん歩いていたのですが、だんだん体調を崩して来てしまいました。まずいなあと思い、まずはホテルに戻ろうと思い、引き返すといつのまにか人々でごった返していて、早めのお買い物を済ませておいてよかったと実感しました。
途中、ケンジントンガーデンズを横切る時にシャワーに遭い、大きな木陰で雨宿り。身体はとても辛かったのですが、樹齢何百年かはあろうと思われる、イギリスの公園には良くある大きさの樹木になんだか守られている気持ちになりました。
小休止にサクランボをつまみつつ。

昼食

チョコレートバーと紅茶
調子が悪くて、もうこれしか食べられない。ホテルの部屋で。
因みに本日の戦利品は、上からクリームスプーン、ジャムスプーン、そしてベリースプーン。
でもどれもこの記述を書いている2001年12月末現在まだ利用していない。そんな事ではいけないわ。活用しなくちゃ。

ベッドにもぐりこんでウンウン苦しんだり、気を紛らす為にウィンブルドン決勝のヴィーナスウィリアムとダヴェンポートの試合を見たり、脂汗をかいた数時間。ようやく出歩ける元気が出てきました。何処かでお茶とお菓子でも頂きたい、と思いつつ、スローンスクエアのThe Garden Restaurantを目指したのですが、この前まであったのに、移転したという張り紙があり、ショックを受けました。9月にSymos Streetにカフェをオープンする、と書いてありましたが、どなたかもう行きました?
ウロウロしてブロンプトンストリートの、先日可愛いなあと思ったpatisserie Valerieで、パン・オ・レザンとエクレアを買いホテルに戻りました。

夕食

本日購入した洗いざらいのもので、お昼兼お茶兼晩ゴハン。
チャビアータというサンドウィッチは、スモークトハムとトマト、モッツアレラチーズが挟んであり、サッパリといただけて美味しい。パンも疲れた身体に染み渡る甘さで救われる瞬間です。サクランボは食べ放題な感覚でたっぷりと。
早めの時間からシャワーを浴び、これらのものをだらだらと食べながら、TVを見て過ごしました。
最終日はなんだかちょっと冴えなかったのは、ふっと気が抜けてしまったからなのでしょうか。