2011/10/11

東京:神保町「PIANO FORTE」


先日、神保町へ出掛けた際、折角神保町なんだからコーヒーでも飲んで帰ろうということに。
ひょっこり入ったこちらのお店は、静かな薄暗い空気の中、
やたらに音のよいクラシックが流れていました。
これは背筋がピンと伸びる…。

メニューも奇をてらわず、手の届く範囲でしかもよく行き届いた感じがします。
私はホット、夫は珈琲ゼリーにも大層惹かれつつ、アイスコーヒーにして、
なんともおいしそうなチーズケーキを二人とも頼む事にしました。

珈琲は一杯ずつ丁寧に豆を挽いて点ててくれるので勿論おいしい。
香りもうっとりさせてくれる。
さらにこのチーズケーキがまた絶品。
むっちりとしてなめらかな食感と酸味の効いたチーズが素敵にコーヒーに合います。

チーズケーキを選びましたが、実はサンドウィッチにも興味津々でした。
価格設定が面白く、珈琲は500円、チーズケーキは250円、
サンドウィッチも250円なのです。
でもこの時サンドウィッチ食べたら夕食が入らなくなってしまうので、
またの機会にということで。

こちらはショップカードによると、
「神戸萩原の炭火焙煎珈琲とクラシックの名曲を名機XRT-22&MC2600で」
とあるように珈琲だけでなく、音楽も楽しめる喫茶店となっています。
たくさんのCDやDVDがあり、途中でDVDの上映に切り替わりました。
ちゃんとしたスピーカーで聴くとこんなに臨場感のある音を楽しめるものなのだなあ。

禁煙でおいしい珈琲、ケーキ、素晴らしい音楽。
落ち着いた時間を過ごせる喫茶店でした。

今日は、別のいい時間を過ごしてきました。
映画ツレがうつになりまして。 を観ましたよ。

すでに関係が築き上げられた篤姫コンビということで、
堺さんが安心して不安になれたというのもよく判ります。

月曜から金曜まで、きちんとお気に入りのチーズを決めてお弁当に入れたり、
ネクタイも曜日で決めていたりと、とにかく生真面目なツレ幹男さんが
鬱になった意味を考えるハルさん、てのがいい。
ハルさんの両親も温かい。
幹男さんの同僚の一見チャラチャラした感じだけど人間はとてもよいし、
通院仲間の人も最初は怪しげな人かと思ってしまったのだけど、
これまた幹男さんをある意味支えている。
登場人物は大体において温かい。

苦手なシーンが一箇所だけあったけど、
後は昭和の平屋の一戸建てでセンスよく暮らす自宅のシーンは
思わず細部まで視線を走らせたくなるくらいに細かく作りこまれていて
爬虫類は割りと大丈夫だからぜひお邪魔したいなと思う次第です。

高円寺前と思われる渋い喫茶店も気になります。
2回目に登場したシーンではサンドウィッチが運ばれていったので、
いつか確かめてみなくちゃ。

この映画のテーマは、頑張らない。
もう頑張れない時に、頑張らなくてもいいのだと云ってくれたら
どんなに楽になるだろう。
私は一人で頑張らなくちゃ!と意気込んだ時期があり、
結果的には頑張ったのですが誰かに云って貰えたら嬉しかっただろうな
とも思いました。

あの二人の空気感っていいなあ。
色んな作品で夫婦役を演じて欲しい。

イグアナいいなあ。
幹男さんに抱っこされているというかしがみついてるイグちゃん、
私も抱っこしてみたいです。

本当は映画館が限定された映画鑑賞券が2枚当たったので、
神様のカルテと怪物くんをそれで観にいこうと思っていました。
カルテの方はすでに映画館が限られてきて、急遽、
他に見たかった「ツレうつ」を観てきたのでした。