野生種杏仁の杏仁豆腐


Oisixで注文する時には、いつも野菜や果物、牛乳、卵が基本なので
他のページを見ることが少ないのですが、ふと目に止まった杏仁豆腐の元。
野生種の杏仁使用という肩書きにそそられ、
また、夫も杏仁豆腐が大好きなので買ってみました。

牛乳を混ぜるだけで簡単にできて、しかも杏仁豆腐らしい味わい。
丁度撮影のためにいちごをプリザーブ状に煮ていた物があったので
それをかけて。
中々手軽でよかったし、夫も好きなタイプのものだったし、
もう一回分作り終わったらまた買い置きしておこうと思っています。

結婚してから初めて、東京で二人で過ごすお正月。
夫はバーゲンに行きたいと張り切って、しかしながら寝坊もしたので
ボチボチお昼近くに新宿に出掛けていくのに私も付いていきました。

いやはや、そんな時間にのこのこ行っては負けなのですね。
物凄い人波に、溺れそうでした。
まず品物を見る意欲が薄れます。
しかもレジ待ちの列が凄まじく長く、1時間待ちとか?

思わず某クレジットカードのCMでの最後のニノの台詞「景気いいじゃん」を
心から実感してつぶやいてしまいました。

空いているお店が少ない中、ようやくランチだけはどうにか食し、
更にバーゲンに突き進む夫と別れて、私は帰宅することにしました。
危うく新宿で遭難する処でした。

外の冷たい空気を吸いたくて、途中で電車を降りて、
静かな住宅街を5kmほど歩いて帰宅し、ほっとした次第です。

それにしても初売りに出掛けたものの、私は何がほしかったかと云うと
かっちりしていない通勤用のバッグと、流行でない長く使える感じの黒のコートでした。
ま、急がないしあればいいかな程度でしたので、
ゆるっと見つけることにします。

基本的に物欲はあまりなく、必要に迫られて買うものばかりです。

台所が広かったらもしかしたら欲しいかもしれないのが、
エスプレッソメーカー。
一度かなり心が揺れ動きました。
フォームミルクが作れたり、お湯がすぐ沸かせて紅茶にも対応できたり。
しかし、ラッセルホブスのカフェケトルを頂いて使い始めたら、
お湯はすぐに沸くし、この細い口の形状がコーヒーを淹れるのにとてもよいのです。

以前にもコーヒーメーカーを使っていたことがありました。
豆をその場で挽くため、香りがよく、新鮮なコーヒーが飲める感覚がよかったです。
しかし、色々と洗い物が出るのがどうしても面倒に感じてしまい、
手狭にもなったことから手放してしまいました。

結果、その方が良かったように思います。
お店で挽いてもらったのをできるだけ新鮮な内に使いきり、
ペーパーフィルターで丁寧に淹れた方が、私には美味しいし、
暮らし方に合っていると思うようになりました。

蒸らしながら少しずつお湯を注いでいく時間から既に、
香りも楽しむことができます。
このひと手間の時間を愛せるようになったとでも云いますか。

牛乳は、低脂肪ではなくしっかりと脂肪分が入った普通のものを。
紅茶と違って少し温めて加えるのが好きです。
苦めの強いコーヒーにコクのある牛乳を加えると、身も心も温まります。
甘さの強いおやつには、ブラックがスッキリとした飲み口で合うことも。

紅茶は、茶葉の味わいで使い分けをしていますが、
コーヒーはなかなか豆を使い分ける処まではきていません。
ここと決めて購入しているのではなく、その時々の、主に散歩中ですが
「おっ」と思った豆屋さんでそのお店のブレンドを買うことが多いから。
ブレンドにはそのお店のおススメが現れているような気がするのです。

現在飲んでいるのは、お茶屋さんのコーヒーで、かなり私たちの好みです。
コーヒー豆ジプシー生活を卒業して、リピートすることになるかもしれません。

逆に今、紅茶の茶葉でさまよっているので、
今年はハートを鷲掴みにされるお茶を見つけたいなあ。

で、結局、エスプレッソメーカーは当分買うことがなさそうだなあ。