兵庫:明石「本家きむらや」


この週末は、兵庫で義祖父の法事があり、
時間の関係で金曜の夜から夜行バスで出掛けていました。
殆ど寝られず、クタクタのまま実家に辿り着くも、朝からすぐ法事が始まります。
家で、お墓で、お寺さんでと3箇所で行われ、最後に海辺の民宿へ移動し、お斎(とき)を。
瀬戸内の幸が次々と運ばれてきて、もう食べられない位に食べながら、
1人の叔母と今回初めて、じっくり色々とお喋りが出来たのが、嬉しかったです。

夜は夜で、相生でペーロン祭りがあるとかで、前夜祭の花火大会へ二人で出掛けました。
あの、ど根性大根の場所なのですが、
ど根性大根花火を開発していたのは、驚きでした。
屋台で買ったおさつスティックは、美味しくて、東京近辺のお祭りでも見かけたら
買ってみたいなーと。
今年初の花火を堪能しました。
それにしても、警察(機動隊含め)警備が物々しくて、若干ひるみました。
帰宅して、これまた今年初のスイカを義母が切ってくれ、
夏体験を、梅雨入り前にしてしまいましたなあ。

そして今日は、ゆるっと明石散策。
兵庫県民で自動車免許保持者は必ず明石へくるそうですが、私は人生初!

まずは、玉子焼(いわゆる明石焼)を食べに、きむらやさんへ。
大正13年創業で、出汁につけるタイプの元祖なのだとか。

15分ほど、リズミカルに効率よくおばちゃんが次々と焼いてる様を眺めつつ、店内へ。
800円で20個が1人前ですが、二人で分けることも可能だとか。
この後にお昼ごはんを食べる予定にしていたので、私たちは分けました。
後から知ったんですが、サイトのクーポンを印刷していくとよいみたい。

ふわっふわの玉子焼を出汁汁につけて、とろっとろにして頂きます。
なんて優しい味わいなんでしょう・・・。
20個も難なくつるんと軽くいける筈です。

というか、ここで各自20個にして、関東煮(おでん)をつまんだ方がよかったなあ。
二人で大反省会です。

この近くから、去年の明石海峡大橋を通るときに見かけたたこフェリーが出ています。
いいなー。淡路島にもまた行きたいなー。

さて、玉子焼をセーブしてとったお昼は、魚の棚商店街のとあるおすし屋さん。
予約を促す看板に、「こ、これは」とうっかり術中にはまり、入ったものの、
私たちの好みではありませんでした・・・。
こんな感じで、たこ、鯛、アナゴが2個ずつのお鮨と、お吸い物が付いて1,550円。

んー。残念。
カウンターの上で飼っている熱帯魚の小さな水槽のそばに、
めだかの餌がぽんと置かれているのが、私としては微妙だったり。
配偶者はさらに瓶ビールとたこの小鉢で、相当なたこ尽くし。
たこって結構お腹張りますねえ。

それにしても、魚の棚商店街はとても楽しく、特にお魚屋さんの店先は
タコや、シャコや籠盛りの魚たちが生きてる!
本当は買って帰りたいのだが、荷物のこととか考えて、加工品にしました。
八百屋さんの「神戸トマト」特大サイズ5個500円とか、羨ましすぎる。
熟したいい色だったなあ。

天文館とか子午線まで行こうともしたのですが、なんせ暑くて、
今回はゆるっとした訪問にしておこう、とパスし、駅まで戻り、
お茶の時間へ突入です。続く。