アイルランド土産のミルクチョコバー

風邪は急激に治ったと思ったら、急激にぶり返して
木曜の夜から前後不覚になっていました。
帰宅するなりソファでぐったり動けず、金曜もとうとう会社を休んでしまいました。
土曜まで丸々眠り、人らしく動けるようになりましたが、
その為にいろんな方面にご迷惑をおかけして申し訳ない限りです。
うーん、微妙に熱が不安定。

今日はひっそりと、熱いミルクティとチョコレートで英国系映画鑑賞。

「リトル・ダンサー」
ダーラムという炭鉱の町で、生活は貧しくてお兄さんがいる主人公のビリー、
というとよくある話なのか「ケス」を髣髴とさせるシチュエーション。

男の子はバレエなんかするもんじゃない、という頑固な父に向かって
身体で内なる感情を表現するビリーが実に美しい。
観終わった後はとても清々しくて、
「ケス」のように ええっそんな、どうして?と暗澹たる気持ちにならないのでほっとします。

お兄ちゃんが警察から逃げ惑う時に他人の家のミルクティを
ソーサーの付いたカップから飲んで喉を潤す処がなんとも。

ダーラムは2001年にヨークで滞在したB&Bでの朝ごはんの友が
「いい処だよ、おすすめ」と云ってくれたり、
エジンバラからロンドンに戻る時に「Bad news」と全員列車から下ろされた駅だったり、
なんとなく今までの人生にその名を知らされてきたので
いつか有名な大聖堂を観にいこうっと。

「小さな恋のメロディ」

30年位前のロンドン、基本的には変わらない感じがしました。
「クラッパムで乗り換えな」って科白があったから南側なのかな。

メロディ宅で“tea”をご馳走になる時にハムも食べてたなあ。
きちんとカップ&ソーサーが用意されたりするさまも見てて楽しい。

すっかり立場は大人の側にいる私ですが、
彼らの結婚式には祝福する側にいたい。
・・しかしどうせなら先生の車をやって欲しかったなあ。

ほのぼの観れる映画です。

追記:2004.1.18
中村獅堂くんがロンドンに行く番組を今日観たのですが、
ビリーの大人時代を演じたのはアダム・クーパーという有名なダンサーだったのですね~。
かなり遅ればせながらの認識でした・・・。