2008/06/09

牛赤身すじと野菜のスープ


平日は滅多に肉食しないので、義母に送って貰った美味しいお肉を
時折解凍しては、少しずつ食べる週末。

何故かそのラインナップでは定番の赤身すじ。
すじ肉のイメージと違って、短時間ですぐに柔らかく煮込めるので
とても重宝しています。
煮込みも得意なル・クルーゼ も一役買ってるかな。

多分、正式な作り方とはかけ離れた、完璧に自己流の素朴なスープ。
薄力粉は茶色になるまで乾煎りしておきます。
ルクではタマネギをあめ色になるまで炒め、塩胡椒した牛肉も一緒にこんがり炒めます。
にんじんも合わせてさっと炒めたら、小麦粉を加えて全体に馴染ませて、
ブイヨンを注ぎ入れ、レンズ豆も加えます。

コトコト煮込んで、最後に塩胡椒などで味を調えたら、出来上がり。
彩りにこの時はグリーンアスパラを添えましたが、インゲンとか絹さやとかでもOK。

奥のサラダは、蒸しかぼちゃとゆで卵をカラフルペパーでアクセントにしたもの。
ベースには塩とホワイトペパーをうすーくかけています。
なるべく、薄味で、濃い野菜の味を感じながらの食事を摂りたいから。


今日は、Yahoo!の試写会にやっとこさ間に合って、
『西の魔女が死んだ』を観ることができました。

梨木香歩さんのこの本を、以前いた職場の方が
「これNorikoさん、好きそう、おすすめ」と貸してくれて、
当時仲間内で密かな感動の嵐が巻き起こっていたのでした。

まず、イギリス好きには是非読んでほしい、もしくはこの新しく出来上がった映画を見てほしい。
これがこんなに素晴らしく映像化されたことが、すでに感動せずにはいられません。

山奥の林の中の西洋風の古い一軒屋。
不登校になったまいが、母方の祖母のその家で過ごすうちに、癒されていくというお話。
簡単に云ってしまうとこうなんですが、おばあちゃんの家の暮らしの何もかもが
魅力的で堪らないのです・・・。

カップボードや棚に美しく飾られた食器、ブルー&ホワイトだったり。
お茶を飲む時には、何かしら花びらがふわっとお茶の上に浮かべられたり。
まいのマグも可愛いけど、おばあちゃんのカップ&ソーサーのなんともいえないちょうど良い形。
畑にはきちんとなめくじや、青虫、みみずが様ざまに居る。
暖炉、ロッキングチェア、布団の小花柄のパッチワーク、レース網のベッドカバー。
たらいで足踏みして洗いあげたシーツを、ラベンダー畑の上にふわっとかけて乾かし、香りを移す。
瓶に挿した草花。
全てのシーンをメモしたいくらい、この世界に入り込みたくなります。

勿論、美味しそうなシーンも目白押し。
レタスの水切り。
ナスタチウムをはさんだサンドウィッチ。
朝ごはんの色よく焼かれたイギリス食パンのトースト。
ワイルドストロベリー摘み→正しく砂糖をたっぷり使った保存性の高いジャム。
カリッと焼いたトーストに、バターを塗った上にそのジャムを乗せる。
理想的なフォルムのぽってりと丸いティーポット。
夜中に発作的に焼いた、クッキーはココア味と真っ白なプレーン?
野菜サラダは、なんだか懐かしい素朴さ。
パパの大好きなキッシュ。

特に、キツネ色のトーストをかじると、高らかに「カリッ」と音を立てる様に、
実にそそられるのですよ・・・。
トースト食べたい。

また、これが一番の魅力ですが、イギリス人のおばあちゃん。
静かで物腰の柔らかな語り口で、優しく諭してくれるのです。
気持ちがすっかり語り部であるまいの気持ちになり、存分に甘えたい気持ちに。
私自身を認めてくれて、自然とあるべき道へ導いてくれて、
頼りたい時にはしっかり抱きしめて、話をしてくれる・・・。

「おばあちゃん大好き」と云うと、「I know」と温かく受け止めるおばあちゃん。

魔女修行の中で、おばあちゃんの魔法の言葉は、
誰もが胸に刻んで、自分を励ましたり慰めたりしていくことでしょう。
溢れる涙を抑え切れません・・・!

この試写会、当時の職場の仲間がわざわざ教えてくれて、観ることができました。
こんな風に知らせてくれたことも、心がほんわか温かくなる出来事でした。
ありがとうございます。

私も魔女修行をするべく、意思を強く持って、自分で物事を決めるようにしよう。
清里のオープンセットに行きたいな~!