東京:東京ミッドタウン「Baker Bounce」


国立新美術館のモネ展のチケットを頂き、今朝は土曜にしては早起きして出掛けました。
でも早起き度合いが足りず、10時半に着いたら既に入場規制でした。
5分ほどですぐ中には入れるも、大混雑。

作品の紹介の仕方が、「近代生活」「印象」「構図」「連作」「睡蓮/庭園」などを
それぞれテーマにしたカテゴリーに分けているので、興味深かったし、
判りやすいと思いました。
中でも「印象」の「光」「階調」「色彩」の部類にとても惹かれました。

「連作」の部屋の「移ろい」では、ロンドンはテムズ川沿いの風景が
もわわわん・・・とした霧の風景として描かれていました。
モネの興味はこの移ろう煙や霧、蒸気にも向けられたのだそうですが、
流石産業革命の頃のロンドン。
とは云え、光を美しく表現できる彼には、コッツウォルズなどの田舎の風景も
描いてみてほしかったなー。
(あるのかどうかを知らないのですが・・・)

さて、ランチは配偶者が数週間前から此処にしようと希望があったBaker Bounce。
12時ちょい前、混んでるかなと思いきや、あっさりと座れました。
私は、チーズバーガーをチェダーで、アボカドトッピング、
オニオン抜きでレタス増量にしてオーダー、後はホットコーヒーです。
彼は、ベーコンチーズバーガーにピクルス多めで。
こんな風に、デフォルト野菜の増減ができるのも嬉しい。

彼がビールはキルケニー1パイントを頼んだことだし、
ハンバーガーは作るのに時間かかりそうなので、
自家製スモークの盛り合わせも頼みました。

卵とハラスが燻製の香りがよく判りました。
スモークサーモンは、厚切りでふっくらしてよかったなあ。

そうこうする内、彼のオーダーがやってきました。
ひゃー。

ベーコンの迫力に圧倒されつつ、味見させて貰ったら食べ応えあるおいしさ。
イングリッシュブレックファストに並べてもよいくらい。

私のハンバーガーもやってきました。

レタスが踊ってる。
アボカドに少量の塩が振られてる処も細かく配慮されているようです。
自家製ケチャップをたっぷりと乗せ、フレンチマスタードも少量乗せ、
野菜部門をパティ部門にえいっとかぶせ、ぎゅっとある程度つぶして
かぶりつきますよー!

うう、肉の包丁で叩いて作ったミンチ感が素晴らしいです。
所々肉塊が現れます。
そこへ絡むチーズがまたよい・・・。
ケチャップは濃厚でバーベキューソースのような味わいです。
なんと云う迫力のハンバーガーなんでしょう。

食べ進むうちに、認識していなかった、馴染みある味に気付きました。
??
ふたにした方のバンズにはゆで卵を細かく刻んだ、
タルタルソースのような、卵サラダのようなものが塗られていました。
おおー、これはいい。
真似したいです。

コーヒーはお代わりできちゃうので、ボリュームあるハンバーガーもお任せ。
4000円弱のお会計でした。

この後は、そんなに歩くつもりじゃなかったんですが、大散歩となりました。
ざっくり7.5km・・・。
その前だって、モネ展でうろうろして、ミッドタウンに移ったので、
8kmは超えてるんじゃないかしら。

是非何処かのカフェや甘味処で、休みたかったのですが、
しかも、ケーキの類はまったく入らず、カキ氷を所望したため、
カフェ不毛の地を彷徨ってしまったため、残念ながら無し・・・。

帰宅後も、晩ごはんが二人ともまともに入らず、ちょっと素敵な卵を買って、
卵ごはんとお味噌汁で済ませたくらい。
肉の印象が強い、パンチのあるハンバーガーでした。
人形町のBROZERS‘とは、印象の強さとおいしさで双璧をなす、
と云う我が家の見解に至りました。
あちらは野菜の存在感もあったし、バランスは野菜好きの私には好みです。
無類の肉好きにお勧めのBaker Bounce。

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