桜が咲いたと思ったら暴風だったり、寒かったりと色々と春は天候が定まりません。
ここ数日すっかり満開になった桜並木の下をあちこち通る機会には恵まれますが、
これまでの経験上、桜を綺麗に撮れた試しがないので、
しっかりと心に焼き付けておくことにしましたよ。
今週末が見頃だと思いますが、両日ともパンの仕事があるので、
お花見が出来るかなあと思いつつ、桜弁当で過ごしております。
冒頭の写真では五目ちらしの上に錦糸卵を散らして、塩抜きした桜花の塩漬けを。
桜の風味と塩気がごはんの友になるんだなあと今更気づきました。
和菓子に使うべき桜花の塩漬けをパンに、と云うのは春のパン教室の定番にしていますが、
ご飯に合わせるって意外としていなかったなあ。
こういう気づかなかったことってまだまだたくさんありそう。
似たような構成で、卵を刻まずオムライス風にしてみたバージョン。
お昼に蓋を開けたら、卵と桜花が接した辺りは変色してしまってました。
写真撮るなら作ってすぐだな。
パンの試作をするために桜花の塩漬けはいつも多めに在庫を持ってしまうのですが、
普段の料理にも活用していきたいです。
なんてことを書きつつ、傍らにTwitterのTLも眺めていたら、
桜花の塩漬けの塩をそのまま活かした大根の浅漬け風の写真付きツイートを見かけました。
折角の桜の風味の付いた塩を活かさないと勿体無いですよね。
私もぜひ真似させていただきたいとお許しを頂きましたよ。
この塩で塩豚作っている方もいらっしゃるそうで、これは使うのが楽しみになってきましたよ。
桜は見てよし味わってよし、ですね。