東京:六本木「レストランSAKURA」


夫の母が上京してきてくれたので、東京見物でした。

ランチは、叔父の予約してくれたこちらのレストラン。
国際文化会館という場所を初めて知りました。
国や地域、専門の分野や領域を越えた交流の場として、1952年に設立されたもので、
建物やお庭が素晴らしいのです。
それもその筈、元は多度津藩藩主の江戸屋敷で、それから井上馨侯爵を始め
様々な人の手に渡りつつも、戦後派国有地になり、今は国際文化会館のものとなったそう。
建築もその間その後と、色々と手を加えられたのだそうです。

今日は久しぶりに本格的に東京も雪。
そんな雪が舞う日本庭園を眺めながらのランチも格別です。

プリフィックスランチも選択肢が幅広く、しかも質が高いのに
一般価格で3,150円(サービス料10%別途)という素晴らしいものでした。
会員価格だともっとお安いようです。

さて、こんな寒い日だったので、みんな前菜はスープを。
私は、イタリアンミネストローネ バジルの香りを添えて。

蓋を開けた瞬間、バジルの香りがふわっと鼻をくすぐり、
これから始まるランチへの期待も高まります。
夫や母はじゃが芋のクリームスープを選んでいました。

パンは、4種類用意されていて、お代わりしたものなのですが、
こちらはシャンピニオンと、胡桃とレーズンのパン。

黒ゴマのフランスパンもおいしかったな。

メインは、私は舌平目と茸のグラタン ボン・ファン風。

コクのあるホワイトソースが淡白な舌平目と馴染んで、
きのこは風味が強くアクセントになり、
ボリュームのありながらも、感動が最後まで続く 一皿でした。
サフランライスが下に敷かれていましたよ。
ボンファン風って良妻風?

夫のメインは、冒頭の写真である、
20種類の季節の温野菜 バルサミコとフレッシュハーブのビネグレットと共に。
なんと女子っぽいメニューだろう。
それにしてもあまりにも美しいので、私が食べた訳ではないけど、
トップの写真に使ってしまいました。

言い訳をすると、今朝は夫の朝食はがっつりと六厘舎のつけ麺だったため、
お腹があまり空かなかったとのこと。
逆に私は軽い朝食で、しかも出掛ける前はバタバタと家事をしていた為、
出掛ける頃からお腹がペコペコだったのですよ。

デザートは、ガトーショコラ パッションアプリコットシャーベット添え。

いつもならこちらは夫が頼むべきものですが、後述のものを選んだ為、
遠慮なくガトーショコラを。
クリーム部分もほろ苦く、チョコレートとアプリコットも合うんだなあと発見。
デザートまできっちりと堪能いたしました。

で、夫のグレープフルーツゼリーと季節のフルーツ 密柑シャーベットと共に。

こりゃまたなんとカラフルで、サッパリしておいしそう。

ゆっくりゆっくり、会話をしながらランチを楽しんだ後は、
業平橋まで移動して、スカイツリー見学。

先端見えませんでした。

これも貴重な状態!?
500m超えていました。

浅草をぐるっと回って、母は次の目的地へ出掛けて行くので
東京駅までお見送り。
穴場のレストランを知ることができ、楽しい午後のひと時でした。
東京は喧騒と静寂のメリハリのある街ですね。

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