2010/09/07

亀井堂のパンたち


先月、神楽坂界隈に出掛けた際に、亀井堂のクリームパンを目当てに寄ってみました。
色々と買い込んだものは、Bread+Lifeにて

帰宅して遅めの昼食を、ひとりパンバイキング状態にしてしまいました。
フィッシュサンドは揚げた白身魚とピリッと辛いソースが美味しかったです。
これで食欲増進し、食パンやらクリームパンやらあっという間にお腹に収まりました。

クリームパンのまろやかでバニラの香りのよろしいこと。
一人5個までの制限が付くほどの人気が頷けます。
世の中には様々なクリームパンがありますが、私の食べた狭い範囲の中ではありますが、一番好きです。

すぐ翌日のお弁当には、ツナと卵とレタスのサンドウィッチにしました。


タイミング的にイートインコーナーに先客がいたため持ち帰りましたが、もしその場で食べてたら、次から次へを食べて止まらなかったかもしれません。
亀井堂さんは、人形町の甘酒横丁や、上野にある老舗の和菓子屋さんという認識でしたが、パンもこのように絶品なのが面白いです。
しかも神楽坂店だけ。
どういう歴史があるのだろう、と興味がわきました。

というのも最近読んだ本『「懐かしの昭和」を食べ歩く』 谷根千のタウン誌を発行した森まゆみさんの本がきっかけの一つです。

東京・横浜で震災から戦争、バブル期をを経て今なお黙々と暖簾を守り続けている老舗に赴き、先代の話や生きてきた昭和を書きとめ、お店の味も紹介しています。

時々お料理の写真も載っているのですが、写真が無くても森さんの文章は文字と文字の間から、湯気や香りや食感、味わいまでもが伝わってきます。
すっきりしているのに丁寧な描写なのが、潔くてよいです。

最近は個人的に渋カフェブームから老舗ブームも密かに巻き起こっていまして。
今なお営み続けられるのには理由があり、その魅力を確かめたい気持ちがふつふつと心にあるのでした。
なので、行ったことのある老舗が載っていると、お見かけするご主人のエピソードなども窺い知れて、とても楽しみでもあるのです。
逆に、いつか行ってみたいなあと思っていたお店には、早く行ってみないと、という気持ちになりました。

例えば土手の伊勢屋。
あの辺りを通る時には、思わず目が釘付けになる、古い日本家屋の風情。
まい泉もカツサンドのテイクアウトだけじゃなくて、神宮前の元銭湯だった建物の中で、ゆっくりとお箸で食べてみたい。

胸がワクワクする食の本でした。