1998年 英国ライフスタイル展篇

ガーデニング

バラクライングリッシュガーデンの出展。
蓼科高原にあるバラクライングリッシュガーデンのガーデナー達がこのような自然光の無い場所で植物達をいかに生き生きとさせるか、大変苦労されたと思います・・・。
また、微妙な色合いの違いを楽しめる、グリーンの庭も魅力的でした。
冷凍冬眠させたという噂のオールドローズ達も素敵な姿を見せてくれていましたよ。
ウィッチフォード社のテラコッタの展示も圧巻。
これを見た翌月には、念願のバラクライングリッシュガーデンに行く計画があるので、いろいろ買いたくなちゃうかも・・・。

ファンタジー

ご存知きかんしゃトーマスを始め、ピーターラビットやパディントンベア、不思議の国のアリス、ピーターパン、クマのプーさん、おもちゃの国のノディ、スノーマン、ポストマン・パット、ウォレスとグルミット、ブランブリー・ヘッジの、英国を代表するキャラクター達の紹介のコーナー。

あらためて並べてみると、キャラクターものにあんまり関心の無い私ですが、これらのものは好感を持っていたことに気が付きます。
お話や絵の向うに英国の暮らしや文化が見えるから。

映像を見てココロがきゅうんと懐かしい気持ちになったブランブリー・ヘッジをきちんと見てみたい!
ぬいぐるみのアニメーションも愛らしかったです。
クレイアニメのウォレスとグルミットもとっても楽しそう!
またまたはまってしまうものを見つけてしまいました・・・。
同行した母が、プーさんの映画見に私を連れて行ったことがあると云ってましたが・・記憶になかった・・。
ちなみに写真撮影が許可されていたのはきかんしゃトーマス君だけでした。

ティーハウス

英国の暮らしを語る上で絶対にはずせないのが紅茶。
紅茶の茶葉、水色の比較一覧のコーナーは、それほどご存知で無い方々に紅茶を知ってもらうのにとてもいいなと思いました。
一口に紅茶といっても、茶葉の形状・大きさ・香り、いれた紅茶の色合いがこんなにも違う種類がたくさんあるんですよね。
あと、紅茶にまつわる歴史、アンティークのポットやティキャディなどの展示に見とれた後は・・・。

ウェッジウッド、ロイヤルドルトン、ミントン、ロイヤルクラウンダービーのウットリするほどのアンティークの数々です!
ポット、C&S、プレートなどの他、柄のデザインがなども興味深かったです。
そして、色々なシーンのテーブルセッティングがまた素敵!
中には貴重な、エリザベス2世の即位のときの首相主催のお祝いテーブルセッティングを再現したなんて貴重なものもありました。
英国王室の紋章入りのディナーセットなんて、生きてる限りもう拝めそうにも無いですねぇ。
ましてやそれでお食事なんて(笑)


いろんなシーン・・・細かい説明のボードの撮影がうまく行かず、結局何か判らないという失敗をしましたが、見たままの美しさをお楽しみ下さい。
英国大使夫人のお茶のテーブルセッティング。
スコンもお手製なのかな?
トップクロスとアンダークロスの1色、椅子のシートの色が一緒で、テーブルの上の鍵付きティーキャディ、椅子、後ろのカップボードが素材感もあってて、シンプルで落ち着いた雰囲気です。
ロイヤルドルトン キングエドワード7世という、去年復刻したセットを使ったセッティング。
ディナーの後のティータイムだそうです。
壁紙はウィリアムモリスかと思ったらウィリアムモリス「風」でした。

その他時代、窯元別のテーブルセッティングの再現です。


パンフレット。

写真も綺麗だし、記事やインタビューも充実、これだけでも価値のある一冊です。