2015年 宮城・福島編:牛タン喜助、村上屋餅店、Arashi Blast in Miyagi

昼食「喜助」(仙台駅エスパル)


ありがたいことにこの日の嵐のコンサートのチケットを譲ってくださったので、色々、本当に色々なハードルを一つ一つクリアして、宮城県は仙台市まで辿り着きましたよ。
東京から仙台への新幹線もえきねっとの事前予約で「おとりできませんでした」という悲しいお知らせを夕方知り、そこから慌てて辛うじて取れた便。
しかしながらそれだと折角の仙台を少しも楽しめないと思ったので、つい1週間前に11時に仙台着の便が1席だけ空いているタイミングに遭遇し、取り直してこうして仙台駅に降り立った訳です。
事前にTwitterでたくさん写真を見たその光景の通り、日立さんが大きな広告を掲示していてくれて、嵐さん一人ひとりのお顔で迎えられ、気持ちも高まります。

しかしそこでのんびりニノを眺めているわけには行かないので、目当ての牛タン屋さんに向かいます。
でも通りかかったこちらのお店、列の並び具合は2,30分くらい。屋内で待てる。
その判断で並ぶことにしました。
途中、直ぐ前にあるお寿司屋さんのはらこ飯にも惹かれましたが、やっぱり何となく肉系でがっつりと食べて明日まで持たせたいという野性的な気持ちがあり、並び続けました。

読み通りだいたいそのくらいの時間で入ることができて、カウンターで次から次への牛タンが焼かれるのを眺められる席に着きました。

しお味の牛たん炭火焼き定食1,620円に青森産山芋とろろ162円を追加して。
他にも味噌味とたれ味がありました。
でもこの時は塩味が多分一番自分にフィットしまして、とても美味しかったです。
特切り厚焼き定食というのもありましたが、私にはこれでも分厚いです。
熱々の牛タンやテールスープ、とろろと麦ごはんで、今日一日のパワーをチャージします。
だって、晩ごはん食べる時間がない気がするから…。

メニューを見ている時には気が付きませんでしたが、牛タンに添えられるのがキュウリでした。
よそのお店の写真を見ていたから、キャベツなのかなと思っていましたが、お店によって違うのですね。
後に喉がヒリヒリはしましたが、暑い日でしたので体温を下げる意味もあってよかったと思います。

おやつ「村上屋餅店」(仙台市青葉区)


後で知って自分は嵐ファン失格だなと思ったのですが、VS嵐でサンドウィッチマンがゲストの時に伊達みきおさんがお土産でこちらのづんだ餅を持ってきて嵐さんたちが食べていたのですね。
すっかり記憶になくて、老舗の和菓子屋さんという認識で仙台名物ずんだ餅を食べに行きました。

イートインの席は先客が1組で、直ぐに座れましたが、地元の方らしき人々がたくさん買いにきていて親しまれているお店なのだなあと嬉しくなりつつ、づんだ餅659円を頼んで待っていました。
さっきご飯モリモリの牛タン定食食べてきて、その足でずんだ餅を食べる胃袋だっただろうか…とちょっとドキドキしながら。

しかしそんな心配は杞憂に終わりました。
枝豆をすりつぶしたという説明しか頭になかったので、もっとまめまめしい味を想像していました。
豆の風味を楽しめる程よい甘さで、れっきとした和菓子でした。
3個の小ぶりのお餅にたっぷりとずんだが掛かっていて、そのずんだをあまさず堪能するためにスプーンまでついていて。
もっと日常にずんだ餅を楽しめるといいな。

そういえば話題のずんだシェイクも考えましたが、とても並ぶのと東京でも楽しめそうということで、村上屋さんにしました。
早くもずんだが恋しくなりそうです。

Arashi Blast in Miyagi(宮城県利府町)


牛タンにずんだ餅にと仙台名物を慌ただしくも堪能した後は、地下鉄南北線に乗り、泉中央駅を目指します。
混雑も少なそうなので、シャトルバスはこの駅発を選びました。
地下鉄はすいすい空いていて、順調にバスにも乗れて、ここまでの道中の疲れがちょっと出て少し眠って。

現地に着いたら途方も無く広い土地で、若干途方に暮れてしまう有様でした。
復興支援市場なども横目に見て、Wゲートから入りWLのエリアへ階段をひたすら上り、チケットを譲ってくれたありがたいお友達と再会です。

素晴らしかったコンサートについては別の項にて。

ホテル「スターホテル郡山」(福島県郡山市)

もうヘトヘトで部屋の写真を撮っていません。
辿り着いたのは23時半過ぎ…。

というのは、私はJTBのアクセスツアーをかろうじて申し込むことができたのですが、予約開始日にサイトに繋がった頃にはすでに仙台を楽しむようなタイプのものは全て満席。
ならばと、終演後ホテルまで送ってくれるバスとホテル1泊がセットになったものを狙いますが、それも仙台は既に売り切れていました。
ならばならばと、折角なら行ったことがない郡山のホテルプランを予約し、福島を楽しもうと思うことにしました。

終演後はスタンドは規制退場なくするっと出られたのでそそくさと席を立ち、トイレもしっかり寄って、スタジアムの外に出て、ある程度まではスムーズに駐車場へむけて進むことができました。
しかしながら途中で牛歩のようになり、最終的に駐車場の直前で反対側のゲートから出てきた波とぶつかりとても混沌とした状態になって、阿鼻叫喚…。(2日目以降はこの箇所は改善されたらしく、ボランティアスタッフのみなさまの対応に感謝です)

アクセスツアーの駐車場に着いて、JTBとHISのそれぞれのエリアにずらりと大型観光バスが並ぶ様は圧巻でした。
全国から様々なバスが集結するため、バス好きさんたちが仙台に集まったという話も聞きましたが、納得するくらいの光景です。
20時半には受付後バスの中に収まり、やれやれ…と思ったのですが、我がバスで乗客の方が1人だけ現れないためずっと待機が続きました。
そうこうする内、次々と他のバスは出発し、改めてこの駐車場広いんだ…夜って暗いね…と心細くなりつつ。
他の乗客の方もどうやら私よりもずっと早くバスに乗って待機していたらしくしびれを切らして状況確認などを係の人にしてくれて。
携帯に掛けても出なかったためなのか、21時15分過ぎ頃でしたか、ようやく出発となりました。
高速までは普通は10分位なのですが、BLAST渋滞のため数十分だとかでしたが、もう私はうつらうつらと眠ってしまい、気が付くと高速で飛ばしていました。
なんだかとても不思議な気分でした。

トイレ休憩の予定だったPAだかSAは混雑のためスルーし、福島松川PAで小休憩。眠くて朦朧としていましたが、とても綺麗なトイレでホッとしました。

郡山インターから郡山市に入り、3つのホテルに順次止まって私達を降ろしてくれました。
ああ、やっと辿り着いた私の今夜の宿…。

ラッキーにも禁煙フロアのお部屋で、まずはシャワー浴びてぼーっとしていたら、空腹を通り越していたと思っていたのに小腹がすいていたため、念のため持参したシリアルバーを真夜中に胃に収めて一安心。
とてもたくさんのことがあって、たくさんの移動をした日でした。
眠りにおちる直前まで不思議な気分で一杯でした。