2013年 岡山篇:福寿司、岡山後楽園、藤ひろ、岡山全日空ホテル

朝食「浅野屋」


朝食は軽く食べてきたのだけど、おやつのパンを買いたいと夫の要望にはきちんと応えるのであります。
お買い物の時間を取るために少し早く出て、あれこれ悩んでこの2点に決定。
長野産のりんごを使ったものと、ホットドッグをシェアしました。
最近のホットドッグってこんな感じなのですね。
思ったよりしっかりと午前中のおやつを食べてしまったので、昼食が入るか心配でしたが、大丈夫でした。

昼食「福寿司」(岡山市北区)


瀬戸内の魚を楽しみたい、ということでランチはお寿司にしました。
その為には特上にぎり2,500円をオーダーです。
鰆のお寿司で有名なお寿司屋さんですが、まず左上のイカから感動しました。
ちょっとスダチを絞ってサッパリと。
順に右に進み、真ん中の段の左から右へ進み、最後のウニに至ります。
アナゴがさっぱりしているのも好みでしたし、右上のままかり寿司も中々でした。

もう少し握ってもらおうか、という訳で、ひらと太刀魚を

太刀魚は塩焼きで食べる事はあっても生ではあまりお目にかからないので、とても珍しいと思いました。
また、ひらはとても野趣あふれるような野性的な印象を受けました。
地元っぽい魚を楽しめて大満足。
お吸い物にはこれまた地元名産の黄ニラが入っていて、岡山の食を早速楽しんだ満足感でお店を後にしました。

岡山市内散策


岡山駅に戻って反対側へ降りて、すぐの処にあった桃太郎像。
あまりにも鳩が止まって、雉が判りづらいのが面白くて写真を撮ってしまいました。

岡山後楽園の前にあるお店で、白桃サイダーを。
甘かったです。

茶畑。

江戸時代にはここで作った茶葉が、藩主が日常に飲むお茶として使われていたそうです。


苔が可愛かったので、撮ってみました。
何苔なんだろう、調べてみたけどよく判りません。

ゆったりとした敷地をのんびり散歩することができました。

岡山城は何となく又の機会に、ということになりました。

禁酒会館、という名前にも惹かれました。

ここの渋い喫茶店でコーヒーでもとも思ったのですが、ちょっと先を急ぎました。
Boulangerie Doumaeで翌朝のパンも買いたかったし。

おやつ「FRUITS-J 天満屋岡山店」(岡山市)

こちらについてはフレッシュジュースのブログで。

この後、体をほぐしておこうということで、マッサージに行き、更にリフレッシュして夕食に望みました。

夕食「藤ひろ」(岡山市北区)


瀬戸内の魚と自家栽培の野菜を岡山の日本酒で味わえる店。
夜も岡山や瀬戸内的なものを堪能してまいりました。
コースでも頂けますが、アラカルトで気ままにオーダーしました。

お通しから鯛の煮こごりが出てきて、この旨みにこれからの時間がますます楽しみになりましたよ。
そしてこのお刺身の盛り合わせ。
瀬戸内の魚が色々あるのですが、左上の鰆ですよ。
なんと背中と腹の食べ比べができるのです。
上に乗っている方が腹で脂の乗っていて味が濃く、下にちょっと見えているのが背中側で味が淡白。
そしてお醤油だけでなく、煮切り酒も用意されていてこれに付けるとまた風味がふくよかに広がります。

蒸した地元野菜は塩か柚子味噌をつけていただきます。

私はこの柚子味噌がたいそう気に入り、ほぼ使い切ってしまいました。

写真は撮り忘れましたが、黄ニラと何かのぬたも頂きました。
お昼にも黄ニラのお吸い物があったように、岡山ではお馴染みの食材かと思ったら、女将さんによると岡山の名産にしようとしているといった方が正しそうなニュアンスだそうです。
一般的なニラと違う品種なのかと思いきや、同じもので、光を当てないで作るという手間のかかる栽培方法なのだそう。
風味も強くないので、料理の幅も広がりそうですね。
一般的なのも好きですけど、上品な黄ニラもいいものだなあと初めて知りました。

子持ち鮎も素晴らしかったです。

長時間煮込んだそうで、頭から全部ほろほろっと崩れていくのです。
圧力鍋も使わずにこんなにやわらかくなるものなのですね。

大将からのサービスで、鰆の皮を炙ったもの。

魚の皮といえば私は鮭を御馳走と捉えていて、他の皮は特になんとも思っていなかったのですが、鰆の皮はとても濃厚な風味で、身とは違う魅力がありました。
塩をちょっとつけていただくと、素晴らしい酒の肴に。
…って私はずっとウーロン茶で、夫が岡山の地酒だったので、いいアテになっていたようです。

かき揚げなどを経て、しめはお互い別別のものをオーダーしました。
私は松茸のお茶漬け。

出汁が素晴らしい。
私はアルコールを飲まず、こういう和食を少しずつ食べていると正直身体が冷えてくるので、最後は温かいものを頂きたい。
それがこんなに美味しい出汁だったら、最高のしめです。
昆布も鰹節も最高のものを使って丁寧に作っているので、ほっとするお茶漬けでした。

夫は悩みに悩んで、いくら丼。

自家製で漬けたイクラがぷっちぷちで美味しい!

カウンターでいただいたのですが、お仕事も一段落した大将と女将さんとで色々とお話を伺い、楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
遠方からくるビジネスマンも多く、わざわざ岡山で途中下車してくる方もいらっしゃるとか。
のみならず海外からもやってくるらしく、グローバルだなあ。
私達もぜひ次回の岡山の予定を作って行かねばと思っております。
最後に佃煮のおみやげまで頂き、ほっこりと温かい気持ちでお店を後にしました。

ホテル「岡山全日空ホテル」(岡山市)


最初はこの日は仕事が終わってから新幹線に乗るので夜遅く到着するのと、翌朝は早いのでほぼ滞在時間はお風呂と寝るだけに近い予定だったため、チェックインが遅くチェックアウトが早い一休プランで二人で14,000円くらいのプランに。
駅からすぐ行けるのでとても便利なのですが、1Fの喫煙ルームから煙が漏れまくりで、エレベーターにも臭いが残るのが辛かったです。残念。

デスク周り。

バスルーム。

シャンプー類はディスペンサーに入っているタイプ。
アメニティ類。

駅の方を見るとこんな感じ。

夜おやつ


天満屋のデパ地下で購入した岡山県哲多産の安芸クイーンというぶどうです。
大粒で果汁が豊富で甘くとても美味しかったです。