2016年 京都篇:濃厚京鶏白湯らーめん めんや 美鶴、フルーツパーラー ヤオイソ、東華菜館、六曜社、川床、三井ガーデンホテル京都新町 別邸

おやつ「DEAN&DELUCA」


このような経緯にて京都へ行く新幹線に乗っています。
朝は軽めにしてお昼を楽しむ所存でしたが、朝の家事のばたばたで想定よりお腹が空いたという言い訳でディーン&デルーカでカボチャのスコーンをおやつに購入しました。
レーズンやカボチャの種なども入り、カボチャもしっかり味わえて、これはたぶんお母様がお子様のおやつにも安心できる素材感だなあと思いました。
そうこうする内に京都へ着き、一旦ホテルに荷物を預け、昼食へ出掛けます。
考えていた1軒目は大人気店になっていて2時間ほど待つと聞いてすごすご退散し、前回の京都で別行動した際に夫が入って美味しかったというお店へ行くことにしました。

昼食「濃厚京鶏白湯らーめん めんや 美鶴」(京都市中京区)


濃厚鶏白湯そばの白780円。
国産鶏と香味野菜を長時間煮込んだとろみのあるスープが絶品です。
このスープを販売してほしい、自宅で鍋にしたり雑炊にしたりして楽しみたいというのが我が家の願いです。
鶏チャーシューも玉ねぎもいい働きをしています。左上は梅干しに見えますが鶏つくねです。
夫は京鰹節にしていましたが、鰹の風味が合わせてこちらの味わいも素敵です。
Wスープといってもシェル系だと私は食べられないので、鰹は大歓迎。

大満足の一杯でした。

おやつ「フルーツパーラー ヤオイソ」(京都市下京区)


夫と別行動の時間、私はフルーツパーラーに出掛けました。朝フルーツは食べてこなかったし、そういう時の旅先でのフルーツパーラーというのが自分の中でも定番になりつつあります。
こちらでは絶対に具の大きいタイプのスペシャルフルーツサンドを食べると決めていました。
飲み物とセットで1,080円。
ミックスジュースも選べましたが、フルーツサンドを際立たせるためアイスティにしました。
メニュー写真ではメロンも見えた気がしたので念のためメロン抜きをお願いしました。
やがて運ばれてきたのが冒頭の写真のサンドウィッチです。
確かにごろごろとした具、特にいちごの存在感がすごいです。
パイナップル、キウイ、マンゴーも入っていて、食べていると果物の果汁でおぼれそうになります。

台風の影響もあるだろうし、天気予報も雨だったし、日傘を持ってこなかったのですがまさかの晴天で、こちらのパーラーに来るまでにかなりのぼせた感じになっておりました。
涼しい店内で、たっぷりのフルーツとアイスティでゆっくりとクールダウンできました。
フルーツサンドはやはり人気らしく、すぐ近くに持ち帰り専門店があるくらい。
今回はスペシャルにしましたが、季節のフルーツでももちろんサンドウィッチがありますので、今度はそうしようかな。

ホテル「三井ガーデンホテル京都新町 別邸」(京都市中京区)


今思えばエントランスも撮っておけばよかったかもと思うくらい、素敵なのです。
早くその素敵なホテルを楽しみたいのと、暑くて疲れてしまったので、チェックインして少し休むことにしました。
【連泊ステイ】京都散策のあとは大浴場でのんびり!というプランを利用し、なんだかんだで3万円ちょっとで2名2泊食事なしという金額です。
私の昼寝の跡が付いてしまっていますが、ちゃんと綺麗にベッドメイクされていました。

部屋はさほど広くはありませんが、部屋の入り口付近のスツールに感動しました。

靴の脱ぎ着に腰かけられるのが本当にありがたい。

バスルームはユニットでトイレも一緒のタイプ。しかし大丈夫。このホテルには15時のチェックイン時間から入れる大浴場があるのです。
すぐに行きましたよ。一番風呂ですよ。
人工炭酸泉の泡泡がすごい。
お湯も熱めで疲れが吹き飛びました。
パウダールームもゆったりしているし、お水はあるし、誰も来ないお風呂を存分に楽しみました。快適。
その後は一旦とろとろに眠りました。その間に雨が降った模様。


別行動していた夫から連絡があり、四条河原町付近で待ち合わせることとなり、歩いていきます。
錦市場を通ると、18時で殆どのお店は片づけていました。そうか、市場だったと改めて認識します。
ふと上を見たら、若冲生誕300年の垂れ幕がありました。何種類もあり、眺めながら歩くのも楽しかったです。

夕食「東華菜館」(京都市下京区)


四条大橋そばにあるこちらの建物は見るからに素敵で、いつか入ってみたいという気持ちでいつも通りかかっていました。一方、川床というのも体験してみたいとも思っていました。
急に京都に来たのでほとんどどこで何を食べるという下調べもないまま、ここはどうだろう?ということになりました。

私の中で「川床=接待=お高い」というイメージが勝手にあったのですが、こちらのお店は席料はなしとのこと。
じゃあ行ってみようということになり、いざ入ると店内と川床どちらでも好きなところに座れるという嬉しい選択に迫られました。
今でも動いている日本最古のエレベーターにも乗ってヴォーリズ建築の内観を堪能するのもいいけど、日が暮れると過ごしやすい気温になっている今は川床を味わうべきなのではという判断で川床にしました。ただ、川床は喫煙スペースなのですね…近くの宴会の人たちの煙が風向きによってはこっちにきたりしていましたので。

ヴォーリズ建築は外からでも堪能できます。川べりや川向う、四条大橋を眺めつつ、時々東華菜館を見上げたりしてかなりきょろきょろしておりました。
飲み物は色々頼みつつ、まずは冷菜の伴三糸(湯葉・ヤキブタ・若鶏の寒天との糸切り和え)2,000円。

夫が好きな麻婆豆腐1,200円。

スブタ1,500円。

焼きギョーザ900円。

最後のギョーザでがつんと満腹になり、マンゴープリンどうしようかなー杏仁豆腐かなあと密かに思っていたのですが、頼めなくなりました。
折角の北京料理屋さんなのにあまりそれっぽいのを頼んでなかったかも。
メニューを改めてみると、エビカニ類が多くのメニューに使われているので、気軽に頼めなくなったのが個人的にしょんぼりだったり、夫に悪いなあと思ったり。

とはいえ雰囲気を十分楽しめたので、次回は室内での食事を目指したいと思います。
2人で8,000円行かないくらい。量をそんなに食べられないし、結果とてもリーズナブルに美味しい中華と雰囲気を味わえました。

よく考えたら、これまでに一度も私は鴨川沿いを歩いたことがありませんでした。

いいですな。
ドキュメント72時間ファンとしてはあの鴨川デルタにも行きたい処ですが、足も痛いし疲れたので三条大橋止まりにしました。

夜お茶「六曜社 珈琲店」(京都市中京区)


お腹いっぱいなので、美味しいコーヒーを飲みたくなり、夫がアタリを付けていたこちらの喫茶店へ。
昭和25年創業のお店は昭和の渋喫の王道です。
私はミルクコーヒー、夫は夏期限定のコーヒーフロート。ほっとします。
灰皿も可愛いため、夫は写真に収めていました。喫煙可ですがあまり吸っている人はいなかったので、助かりました。

お菓子も魅力的で、お腹の余裕があればバタークリームのロールケーキも行きたかった処です。次回以降のお楽しみに。

お手洗いに行くと、その構造に少々困惑するのも含めて楽しい。地下の方の六曜社と兼用なのですかね。
レジのレトロさにも惹かれます。夫が許可を得て撮らせていただいています。

この時のお会計は1,300円でした。

モーニングも良さげなので、また何らかの機会にお邪魔したいお店でした。

ホテルに戻り、再び炭酸のお風呂で疲れを癒しました。
台風が来る来るといいつつ全然来ない。もしかしたら翌日の予定は変更してもいいかも?なんて思い始めていました。