大阪:ザ・リッツ・カールトン大阪

昼食:「踊るうどん」(大阪市北区梅田)

夫の実家での法事で兵庫に帰り、そのついでに久々に大阪で一泊しようということになりました。大阪入りする前に梅田でごはんどうする?なんて夫と話してたら、折りしも梅田のごはん特集のSAVVY (サビィ) なる雑誌が目に入り「これ買おうよ!」と意見が一致、購入後に実家であれこれ見て、これまたすぐに意見が一致したのは、最初に食べるお昼はここ!
ホテルに荷物をとりあえず預かってもらって、駅前第3ビル地下を目指します。いつも列が出来るのだそうですが、12時より少し前だったので、まださほど混んでいませんでした。

私は、まいたけ天わかめうどん670円。
このおつゆが美味しいです。舞茸の天ぷらも、そしてワカメもなんだか活きがいい。麺にもコシがあります。
夫は、肉まいたけ天温玉ぶっかけ930円。
ぶっかけとかの方が麺のつるつるしこしこ感は格段に味わえるというのは十分に判りますし、まいたけ天のさっくりしたのも保てるってのも承知で、私はおつゆも楽しみたかったし肌寒かったため、かけうどんにした訳で。
本当はこっちの方がいいと思うなあ。

「大阪でうどん食べるのに、なんで肉うどんにしないの?」と関西出身の夫から物言いが入りつつも、ワカメも肉に負けないくらい美味しかったんですよ。
夫の方の薬味
しょうがや葱、大根おろし。
本当はこれらをトッピングした写真にしたかったものの、夫はまずデフォルトの状態で少し食べて、徐々に薬味を加えて変化させていくタイプなので、別々に撮るしかないのです。

通常お店では、私は麺類を写真に撮らないのですが、今回は旅行者と云うことで勝手に許して貰います。

私たちがお店を出る頃には、既に10人くらいの列が出来ていました。
本店は別の場所にあるらしいです。東京にもそっと出店してほしいなあ。


ぶらぶらと歩くうちに、お洒落な整体屋さんを見かけました。
まだうどんで満腹だったので、デパ地下をウロウロした後に30分ほど揉みほぐしてもらい、極楽極楽。
旅先で何かしらリフレッシュ、と云うのは門司に旅行した時の岩盤浴でその気楽さを知った夫がはまってるパターンです。

妻としても好都合・・・ふふふ。

リラックスしてホテルに向かいました。

お茶「クラブラウンジ」(ザ・リッツ・カールトン大阪)

チェックインは、フロントの方にクラブフロアまで案内して頂き、ラウンジで座ってゆったりと行なわれました。
その際にも、「お飲み物は如何ですか」とまず聞かれ、暑かったのでアイスティなどを飲みながらの手続き。自宅に居るかのように寛げる空間とサービスというコンセプトがこちらのホテルにはあるそうですが、自宅以上ですな。

一通り手続きが終わると、「おめでとうございます」とこのバースデーケーキが運ばれてきました。きゃー何と云うことでしょう。実はこの宿泊は、昨年も法事でなんだかんだできなかった私の「誕生日お泊り」だったので、リッツの嬉しいサプライズに舞い上がってしまいました。
(プレートの名前部分は画像処理していますが、きちんと書かれていました)
ん~おいしい。
そしてそのままティータイムと相成りました。
ちょうどラウンジはケーキやサンドウィッチなどが豊富に並べられていました。
スコーンもちゃんとありましたよ。
紅茶は、ハロゲートの紅茶でした。こちらから尋ねないと茶葉の選択はないみたいで、後から気付きました。

とはいえ、二人で一致した意見は、「サンドウィッチが美味しい」
パンもスモークサーモンもいいみたい。
これは明日の朝食も楽しみです。

いつか改めて1階のラウンジで、本格的なリッツカールトンのアフタヌーンティーも味わってみたいな。

ザ・リッツ・カールトン大阪 室内

一休.comの会員価格(1室37,000円・サ税込)でクラブフロアに宿泊です。会員価格は同じ内容の一休のプランより2,000円更に安いのでおススメ。

品のよいラブリーなインテリアに心わしづかみです。よじ登るように上る高いベッド好きなんですよねえ。
テーブルセット。
家具に統一感があり、しかもこの色合い、フォルム・・・パイン材も好きだけど、こういう系統も惹かれます。
TVもできればこんな風に扉の向こうにしまいたい。

その右にあるスラックスハンガーを夫は妙に気に入っていて、ジーンズをきちんとかけていました。
何だかいいよね。
更にその奥にあるのが・・・。
奥と云うより正確には入り口の方なんですけど、お茶セット。
惜しみなくリチャードジノリが揃えられていて、いいなあ・・・。

ちなみにターンダウンサービスの時には、アイスペールに氷が満たされていていました。
ちょっとしたことにも細やかに行き届いているのが、本当に嬉しいものです。
入り口付近。
入った瞬間に、とてもいい香りが優しく漂い、穏やかな気持ちになります。香りって大事だなあ。我が家を振り返って反省してしまいました。
手前のクローゼットには・・・。
バスローブと、ナイトウェア。
両方あるのがありがたい。とても快適でした。
バスルーム。
此処の造りをご存知の方は気付いて可笑しく思うかもしれません・・・何故ならトイレから工夫してこの写真を撮ったから。
私自身が写らないように苦労した結果、此処からがベストだと思うんですよ。

洗面ボウルが2つあるのって本当にありがたい。今でさえ鏡を磨くのは欠かせないけど、こんなに広かったら大変だろうなあ…と掃除するのは自分についつい置き換えて考えてしまう庶民の私です。

アメニティーも全体的にいい感じ。
ブラシは今自宅用として使ってます。それまで家で使ってたのより良かったくらい。
バスソルトもあったので、ゆったり入浴も叶いました。シャワーブースも別にあるから使いやすいです。
此処までゆったりなら、スツールが欲しいかな。
髪乾かすのに時間がかかって疲れるので・・・。

そうそう、TVがついてるので、バスタブで横になってだらだらTV見ながら長風呂もできちゃいます。


一通り部屋の探検も撮影も済み、すごいねー、いいねーと興奮も覚めやらぬ状態でいる処、ピンポーンとドアベルが。
なんだろうと出てみると、お部屋係りの方が「私どもからの誕生日のお祝いでございます」的な感じで、チョコレートとドライフルーツを持ってきて下さいました。カードを添えて。
ええっ、先ほど既にお祝いしていただいたのですが、またよいのですか?
先ほどあんなに食べたんだけど、折角だからまたお祝いしちゃいましょう、てな訳でコーヒーを入れて、またもやおやつの時間と相成りました。
記念日にはお祝いしに泊まりたくなりますねえ。

クラブフロアへは、エレベーターで部屋のキーを差し込まないとこのフロアへのボタンが押せない仕組みになっていて、安心感もあり、寛ぎ度もアップします。

夕食「クラブラウンジ」(ザ・リッツ・カールトン大阪)

本当は夕食は外に出掛けようと思ってたのですが、なんだか居心地もいいし、此処で食べちゃおうよということで、17時半過ぎにぶらっと行ってみました。
17時半からは夕食の時間ですが、いくらなんでも時間的に早いし、そんなに居ないんじゃない?と思ってたら既に大賑わいでした。認識甘かったわ。

それでもラッキーなことに落ち着くような場所にテーブルを確保でき、お料理を。
軽食程度かと思ってたら、結構色々ありました。
アルコールも自由なので、軽いビールから始め、赤ワインにと移っていた夫。
私はペリエで大人しく。
この夕暮れ時の晩ごはんは大正解。
どんどん日が暮れていき、ロマンティックではないですか。

すっかり暗くなってきた頃に、デザートタイム。


ターンダウンサービス後のベッド。
理想的に白いリネンです。
いいなーこんな風な寝室いいなー。
ミネラルウォーターも置いていって貰えるのも、嬉しい。もう何もかも嬉しい。

あまりにもお腹一杯なので、また梅田の街をぶらぶらすることにしました。
通りかかった1Fのラウンジでは、生演奏をしていて、素敵な雰囲気でした。

夜食「スプレンディード」(ザ・リッツ・カールトン大阪)

1Fのグルメショップを見ていたら、イタリアンレストランのピッツァをテイクアウトできると書いてありました。
もともと別冊ライトニング61 ピザの本を見ていて、今度泊まるんだから此処にピッツァ食べに行こう等と話してはいたのです。
テイクアウトできるなら、部屋で食べよう!と云うことになり、外出前に時間を指定してお願いしました。

外出から戻り、バータイムのラウンジに寄って、飲みながらその時間を待つことに。
夫はシャンパン、私もある程度満腹だから安心してお酒飲んでも大丈夫かなあと思い、スタッフの方のご提案でミモザを作っていただくことに。
その提案も会話をしながらと云う処が、何だかよいなあと思いました。「お酒・・どうしようかなー」と少し迷っていると、「ではオレンジジュースで割りましょうか。飲みやすくなりますよ」なんて勧めてくださる感じがとてもよかったです。

さていよいよピッツァが焼き上がる頃。
1Fに再び降りてみると、ちょうど入り口からでーんと見えるピザ窯に向かってお仕事している姿か・・・。
オーダーしたのは、クアトロフォルマッジ2,900円。

食べられるかなあ、お腹も結構まだ一杯だし。
と思いきや、心配無用でした。

美味しいピッツァも食べられて、大満足・・・!
今の処、このピザ本に外れなし、でございます。


チェックイン後のティータイムがすんで、スタッフの方にお部屋へ案内して頂いた際、「此処からの眺めが好きなんです」と云ってくれたのもあり、私もいいなあとすぐに気に入りました。

遠く、ビルの上にちょこんと大阪城も見えたりします。
夜にはこんな光の帯になります。

更に、左下は夜明け直前。
右下は夜明け直後。
街がだんだん目覚めていくのを見てると、何だかとてもワクワクしました。

朝食「クラブラウンジ」(ザ・リッツ・カールトン大阪)

朝食も勿論クラブラウンジ。
ラウンジへ下りる階段へやってきただけで、なにやら温かい朝ごはんのにおいがして、ホテルに泊まった朝の匂いだなあとうっとりします。

ジュースについては、Juice
+ Lifeにて

やってしまいました・・・パンてんこもり。
でもどれもこれも美味しかったです。
トーストと左下のデニッシュが特に。
夫は和食で。
右端の小さな深い器は、卵料理でした。
一瞬ホワイトソース?と思うようなとろとろの白い部分が占めていて、「はて、私は一体何を取って来たんだっけ?」と思い出せない程、不思議な一品でした。
デザートの部。
フルーツ盛り合わせと、ヨーグルトにドライフルーツを入れたもの。
シリアルもいろいろあったけど、今回はパンに力を注ぎました。


この後、パン屋さん巡りをしたのですが、私の調査不足で3軒中1軒しか開いていませんでした。
いけなかったのは、ブランジュリ タケウチと、ブランジェリー タカギ。
最近月曜もお休みすることになったみたいです。
行けたのは、PAINDUCEのみでした。PAINDUCEで買ったものはBread
+ Lifeにて


ホテルに戻って、グルメショップでもあれこれと購入しました

おやつ「クラブラウンジ」(ザ・リッツ・カールトン大阪)

コホン・・・強いて云えば、イレブンジズって処でしょうか。
まだモーニングメニューを提供していたので、ほら、パン屋さん巡りして結構歩いたし。

で、もう一個パン食べたいなーと思って、カフェオレを頂きつつ。
さくっと音を立てるデニッシュ生地、美味しいなあ。
普通にグルメショップで販売されているパンがこちらでふんだんに出されるって凄いなあ。
夫のはこちら。
朝食の時に、私は一瞬チョコがかかっていて美味しそうと思って、何故か手が止まっていたのでした。
しかしグルメショップでこれがバナナ入りと知り、バナナをあまり積極的に摂らなくてもいい私はセーフ!と思い、逆に夫は食べたい!と思ったようです。
果たしてそのお味は美味しかったみたいですよ。


荷物をまとめて、チェックアウトもラウンジでゆったりと。
手続きが終わっても「どうぞごゆっくりお寛ぎくださいませ」と温かい笑顔で云って貰えるのも、いいなあ。
お言葉に甘えて、アイスカフェオレでも飲みながら、ゆったりゆったり。

思えば、起きている間は部屋よりもラウンジに居た気がします。
備え付けの雑誌も関西グルメのとかだったりして、何となくフィットするものがあったりしましたし、居心地良かったです。

最後に送り出してくださったのは、昨夜ミモザを勧めてくれた責任者っぽい方。接客は温かくフレンドリーで、流石だなあと思いました。リッツ初体験の私にもリッツカールトンは「お帰りなさい」で迎えてくれるので、「また帰っちゃおーかな」と云う気持ちになります。



この後は、大丸の地下のベーカリーショップで聖庵ローゲンマイヤーのパンを買ったり、淀屋橋のadd:PAINDUCEでランチをとったりして、大阪を後にしました。

これは最初に東京から西へ向かうときに見かけた黄色い新幹線:ドクターイエロー。
初めて実際に見ました! まあ新幹線乗ってるときには殆ど寝てしまってますので、もしかしたら今までにも遭遇はしていたのかもしれませんが・・・。
これを見かけたらラッキーだとか?