東京:ホテルニューオータニ東京

同僚が、お花の先生にこのホテルのプール招待券を頂いたことがきっかけで
せっかくならレディスプランでお泊りしよう!と盛り上がり、淑女の休日2日間を過ごすことに。

林望先生の講演会:パリ-ロンドン-東京水辺の情景とジャポニズム(ニューオータニ美術館)

この時期、ニューオータニ美術館で行われている展覧会のイベントとしてリンボウ先生の講演会があることを知り、予約を入れました。初めて生リンボウにお目にかかれて、嬉しい!やっぱりリンボウ先生素敵~。
語り口も軽妙で、90分のお話は楽しくあっという間でした。先生は風景木版画家の川瀬巴水マニアだそうで、その価値を「懐かしさ」と定め、何故懐かしいのか3つの根拠をあげ、その検証を寝る間も削り調査した結果をお話下さいました。手作業の集計をなさったそうで、私がエクセルでお手伝いしたのに~。お蔭で私も川瀬巴水が気になりだしました。
内容もさることながら、お話の組み立て方も非常に勉強になりました。プレゼンの仕方とでも云いましょうか。

室内



講演会が終わった頃、お部屋で合流。
お部屋もゆったり広い。記念品には竹炭入りシューキーパー、足指スポンジ、フットクリーム。


左)お茶セット。ティポット付なのは高得点。
中)ライティングデスク。
右)バスルーム。小型TVもあり、アメニティも充実。泡風呂可能。
寝室とバスルームとの間には、引き戸とブラインドようなものがあって、脱衣所としても使えます。
鏡台もあり、もしメイク時間がバッティングしても上述のライティングデスクの鏡もあるし、バスルームもあるし、全く問題なし。流石レディスプラン用のフロアだけあります。バスローブ完備。なのに、浴衣だけがとてもカッコ悪い。
左手前の仕切りの下は棚になっていて、荷物もすっきり収まります。
二人して「素敵~住みたい~」と狂喜乱舞。
何故か紅茶はブルックボンド1個。

他のお茶系は2個ずつあるのに?とりあえずお茶で一服しながら淑女としての休日の企画を練りました。
そして出した答えは、以下の通り。

お茶:えの木亭(横浜市中区)

紅茶、タルトフリュイ(私の) 因みに同僚はブレンドコーヒーと、キャラメルと林檎のパウンドケーキ。
以前からオススメだと云ってくれていた山手の此処へ、彼女の車でドライブをしました。到着は6時過ぎ、夕暮れ時のお茶の時間です。
ケーキは迷いに迷ってこの選択。スコンもあって迷ったのですが、もう最近はあまり日本でスコンを食べる気がしなくなってしまい、ひたすら写真映えのするものに興味が移ってきました。とは云え、オレンジの風味のこのタルト、フルーツは新鮮だし、タルト生地はさっくりしていて美味!パウンドケーキも2切れも出てきてとっても嬉しいしやはり美味しい。

古い洋館のこのティールーム。確かにホーンテッドマンションのよう(建物も衣装も)。

ペンキを白く塗った感じや、年代モノのヒーターなど、古いヨーロッパの雰囲気を醸していました。
テーブルのがたがたさ加減も含めて。

中華街(横浜市中区)

肉まんでも仕入れよう、と足を伸ばしたのですが、雑貨屋さんも回らない?と云う提案が通り、私にとっては数年ぶりの中華街散策です。
時間を割いたのはチャイハネで、お互い何度もアジアンな服を試着をしながらやっと数点に絞り購入。私のは思い切り夏物なので早いとこデビューさせないといけません。
安いってのは素晴らしい。

お買い物をしてようやく落ち着き、肉まんを求めて彷徨っていた処、胡麻団子が目に入り、とりあえず食べておくことに。外せませんよね。
気がつくとことごとく店頭売りのお店は閉まっていき、ようやく肉まんを1個調達しましたが、まあまあのお味。これは次回の課題です。

久々の中華街、雑貨ハントは非常に楽しいけど、なんかちょっと違うんじゃない?と思える一角が出現していてこれも時代の流れなのかしらと思ってしまいました。

夜食:モンスーンカフェ代官山(渋谷区)

こんな時間(23時頃)に非常に価値の出てくるカフェ。車なのでソフトドリンクですが生春巻きや牛肉とガパオ炒めご飯などはやはりアルコールが欲しくなりますね。
こんな時間(23時頃)にこんなに食べてていいのだろうか?と疑問を持ちつつ、そもそもお互い水着姿になるのが苦痛でプールに行くのをやめてしまったのだからこの際存分に食べるわよ、と方針を再確認。

深夜食:お部屋にて

アルコールを仕入れてホテルに帰ろうとしたのだけど、探す時に限ってお酒を扱ってるコンビニが見つからず、東奔西走。カクテル類を入手して部屋に戻り、お風呂に入り、ゆんたく開始は27時近く。
人生色々ですよねぇ、まったく。これだけ生きていれば、お互い「人に歴史あり」てなもんです。

気がつくと白々と夜が明けて5時であることに気が付き、お休みすることに。

朝食:ルームサービスにて

普通にレストランでも食べられますが、此処はやはりルームサービスで。
レディスプラン専用のメニュー。和洋から選べ、メインも更に選べます。同僚はオムレツ、私はポーチエッグの生ハムとラタトゥイユ添え。
フレッシュジュースにはグレープフルーツ、サラダ、そしてライブレッドにモーニングロール、クロワッサン。ジャムも苺、桃、チェリー、そしてマーマレードの小瓶が。彼女にはコーヒーがポット一杯、ハーブティを選んだ私には、熱湯ポット一杯、そしてポンパドールのカモミール、ミント、ハイビスカス&ローズマリーの3種が添えられており、しかもアカシアの蜂蜜添え。今日のお天気を記したカードと一輪の生花が一緒にのったテーブルが運ばれて来た時には「すご~~~~い」と大感動でした。

時間はお寝坊を見越して10時半、と頼んでいたのですが、それよりも少し早く届き、どちらにせよ彼女はルームウェア、私はバスローブのままで何の遠慮も無く寛いでブランチを。なんて贅沢。

アロママッサージ:ルームサービスにて

淑女の休日プランの特典として、エステサロンの割引もありました。同僚はその間泡風呂を楽しむことにして、私は30分の上半身コースを頼みました。
カウンセリングした結果、肩こりなどによる片頭痛緩和や、明日からのお仕事をするにあたり頭脳明晰になるように(!)ローズマリーを使ってマッサージすることになりました。極楽極楽。あまりの気持ちよさに、施術後、20分ほどお昼寝させて貰いました。

チェックアウトは14時。
ゆったりした気分を壊さない為人込みを避け、白金台にまわりプラチナストリートを散策。
15時過ぎだと云うのに妙に列ができてるお蕎麦屋さんがあり、さほど待っていない様子なので入ってみることにしました。せいろうを1枚、さらさらっと食べた処細く腰があって美味しい。うどん派の私たちもこれに一票入れていいと思うくらい。不思議と若いカップルが多いのは何故なのが解せなかったのですが、後からこの利庵と云うお店は知られているお店だと判りました。今度は噂の出汁巻き卵とか蕨餅とか鴨せいろう辺りを頼んでみようかな。
一周した後、広尾に廻り、彼女の高校時代の思い出の店ナポリで山盛りのジェラートを食べ、淑女の休日の締めくくりとしました。
再びお仕事頑張れそうな充電の2日間でした。今回車が大活躍で同僚に感謝です!