2017/01/21

静岡:ホテルニューアカオ ロイヤルウィング

昼食


叔母が上京してきてどこか近場で一泊したいということで、熱海へ出掛けました。東京へは人気の長距離バス「はかた号 」を利用していたのですが、西日本の大雪で無事に到着するのだろうかと前夜からハラハラ。あにはからんや新宿のバスタには10分ほど早く着いて事なきを得ました。
一旦自宅に多くのお土産や荷物を置いてから、改めて東京駅へ。行きは昔ながらの踊り子号に乗り、早速お昼ご飯。メルヘンでサンドウィッチを4種類買ってシェアしました。前菜にアボカドとツナ、メインに三元豚のカツ、おかず的にかぼちゃとチーズのコロッケ、デザートにあんずクリーム。結構なボリュームになりましたが美味しかったです。

お土産に持ってきてくれたいろいろの中に、電車で食べるみかんがあり、それも堪能してぼーっとしてたらもう熱海。
駅前の商店街などをぶらぶらと往復して、送迎バスに乗りホテルへ向かいます。

室内「ニューアカオ ロイヤルウィング」


フロントでチェックインの手続きを行ったら、エレベーター前のソファで梅ジュースのウェルカムドリンクを頂きながら、スタッフの方から説明を色々と聞きます。この空間が独特にバブリーな感じでいいです。
10階のお部屋へは7階でエレベーターを乗り換えて辿り着きます。部屋に入るとオーシャンビューで、気持ちもぱーっと晴れ晴れとします。

お天気が良くて本当によかったー!

お部屋はシンプルだけど広々としています。

洗面所と右奥はバスルーム。しかしながらバスルームには一歩も足を踏み入れませんでした。温泉の大浴場に行ったから。
アメニティはさっぱりとしています。

ミニバー。

ハーブガーデンがあるホテルだけあって、ハーブティーがラインナップにあるのが嬉しいです。

お茶「ロイヤルラウンジ」(ホテルニューアカオ ロイヤルウィング内)


宿泊者専用ラウンジで、ソフトドリンクのサービスがあります。まずはこちらでハーブティーを頂きつつ、どうやって過ごそうかと話し合いです。眺めも良くゆったりしていたらそれだけでも時間を過ごせます。

観光「アカオハーブ&ローズガーデン」


送迎バスで5分程度の場所にある、アカオリゾート敷地内にある広大なハーブガーデンです。とはいえバラの季節ではないし、多少のあたみ桜と菜の花が見れればいいかなという気軽な気持ちで出掛けました。
入場料は、宿泊客は300円になる上に、チェックイン時に貰ったイベントチケットで300円分使ったら、結局無料になりました。
ガーデンの入り口で受付をすると、園内の一番奥で高い処まで別の専用マイクロバスに乗っていきます。そこから自分のペースで様々なガーデンを眺めながら降りてくるという仕組みのようです。

バラは冬の剪定作業中で刈り込むことでシーズンには人の高さに花を咲かせてくれるのだということも知りました。5月くらいにまた来れるといいな。
菜の花越しに海も眺められるロケーション。

全体的に本当に花の季節に来ると素敵そうです。今日は下見だったということで。
ショップでは折角なので、バラの花びら入りのキャンディや地元の農家さんの手作りの橙マーマレードなどをお土産に購入しました。

夕食「舞扇(まいせん)」ホテル内


夕食は叔母の希望でこちらの会席を。予め私は甲殻類と貝類のアレルギーを伝えていたので差し替え対応をしていただきました。蟹とか浅利とかがなくなっていますので、正式版はもう少し印象が違うかも。

お造りが可愛く、エディブルフラワー添えのものもありました。

熱海近海で獲れた寒鰆の西京焼きに添えられている舞茸は、本来は牡蠣しぐれ煮です。

くるみ豆腐はストライクの好きな味でした。

次は天婦羅の番でしたがわざわざスタッフの方が「お待たせして申し訳ございません。もう少し時間が掛かりそうなので先にお食事と陶板焼の準備をいたしましょう」と進めてくださいました。そんなに待ちくたびれているわけではなかったけど、私たちは二人ともお酒を飲まないのでごはんを出してくださる算段にしてくれたのかなとも思いました。ありがたい。

天婦羅定食が出来上がりました。

舞茸になったのはおそらく海老かと。舞茸嫌いではないけど、やっぱりこうなるよね。アレルギーはない方がいいなあと思い知る瞬間でもあります。
デザートは渋皮栗のプリンと伊東産ぐり茶。

夕食は2部制で、私たちは17時頃からの回でしたので、19時前にはご馳走様と相成りました。



お風呂に行くには満腹なので腹ごなしに、連絡通路を通ってホテルニューアカオの方へ散策しに行きました。広大な土地というのは承知していましたが、この通路がまた果てしなくて、さらに途中ローマの遺跡の展示があったりしてなんだかとても不思議な感じです。
ロイヤルウィングは、白が基調なのですが冬だからなのかちょっとどこか淋し気な雰囲気が漂いますが、ニューアカオは一気に昭和の賑やかさや雑多さがわーっと押し寄せてくる感じで、これも嫌いじゃないです。この昭和感、むしろ好きです。昔ながらの会社の慰安旅行にぴったり。
ブラタモリででてきたメインダイニング錦。

中々の雰囲気ではありませんか。次回はここで食事したいものですね。錦ヶ浦に砕ける波を眺めながら。

一旦散策を終わり、ロイヤルウィングに戻って大浴場へ行きました。バラの露天風呂が21:30までですので入っておかないと。というかまだ到着して一度もお風呂に行っていませんでしたし。バラはとても新鮮な状態で、花びらではなく花の形で浮かんでいて、優雅な気分でした。明るいうちにも入ってみたかったな。
しっかり温まってまた服を着ました。何故なら…。

夜お茶「ラウンジ アビース」(ロイヤルウィング内)


例のイベントチケットを折角なので使い切ろうという魂胆。こちらでデザートを頂けるのでわざわざ服を着てクールダウンの珈琲フロートをオーダーしました。イベントチケットはあと200円分ずつ残っていたので、差額として300円支払います。想定よりもソフトクリームの渦が高く、グラスもたっぷりでしっかりとクールダウンできました。
叔母はソフトクリーム400円→200円でした。チケットを貰えると知らなかったので、どう使おうか考えたりしてそこから楽しめました。
このラウンジ、その名にふさわしく深淵にあります。

遠くに熱海市街、手前の明るい処がメインダイニング錦です。

寝る前にもう一度大浴場へ行き、温まってから寝ました。この日は10.8Km、まあまあの歩行距離でした。

朝お茶「ロイヤルラウンジ」(ロイヤルウィング内)


どうやら、昨日お茶を飲んだラウンジで日の出を眺めながらお茶を楽しめるそうです。それで前夜に決めた早朝スケジュールは、5時45分に起きて大浴場へ朝風呂へ。その後、こちらでハーブティーを飲んでから、朝食へ行くと。
夜明け前の美しい朝の光はお風呂でなんとなく感じました。欲を言えば、男女の大浴場が日ごとに入れ替わるのですが、前日の露天の方が朝日を見るにはふさわしそう…。で、身支度を済ませてラウンジへ。さぞかし人がたくさんいることかと思いきや、私たちともう一組だけでした。
考えたら全室オーシャンビューで、わざわざラウンジに来なくても日の出は眺められますしね。でも大きな窓のあるラウンジで、じわじわと明るくなる水平線を眺めつつのセイロンティーは格別でした。

朝食「ボヌール」(ロイヤルウィング内)


混む一歩手前に朝食会場へ行き、窓際の朝日がさんさんと降り注ぐ席に落ち着きました。
アジの干物とか、初島の心太とか地元っぽいのもあったりするのが嬉しいですね。断然、和風でまとめるべきラインナップと思いました。
お味噌汁と思しき容器には「漁師汁」とあり、私はこれを口にしてよいものか材料を尋ねてみた処、完全アウトでした。普通のお味噌汁はないのでしょうか…と思ったら、ごはんとお味噌汁をサーブするコーナーがオムレツコーナーの隣にあり、ほっとしました。白がゆや白ごはんもありますが、雑穀米にしましたよ。
深追いせず、デザートフェーズに。

ヨーグルトに何かしら地元っぽいジャムでもないかしらと思ってみましたが、野菜のジャムか…ちょっと違うなと思い、フルーツグラノーラなどをトッピングしてみました。
叔母は、「面白そうよ」とその野菜のジャムを少し取り分けてきてくれました。ナスと、エノキのジャムです。ヨーグルトのトッピングで頭がいっぱいでしたが、確かにこれは珍しい。気づかせてくれて感謝…!
慌ててバゲットを1切れカリッとトーストし、ひとくちずつ乗せてみました。

おお、ジャムとして成立しています…!ナスがとろとろにならずに形を保っているのが不思議で、何故だろうねと叔母とあれこれ話しました。

観光「錦ヶ浦散策」(ホテル内)


錦ヶ浦散策ツアーとして、スタッフの方が無料で一緒にお散歩するイベントもあるのですが、時間的にそれより早く動きたかったので自主的に散歩しました。まずは展望台に登り海を眺めます。今日もお天気が良く実に気持ちがいい!iPhoneのパノラマ機能で撮りたくなる風景でした。
しかしこの展望台が若干の廃墟感があり、もう一方の私の趣味でもある廃墟好きの心をくすぐります。

いわば崖に張り付くように散策路が作られており、どんどん階段を下りていきます。

あたみ桜も日当たりがこの辺は良いためかガーデンよりも開花が進んでいるようです。

更に下っていきます。雑草が茂っていて、廃墟感たっぷりです。

古代ローマにアカオの創立者は心惹かれていたのでしょうか…。

夏に来るとまた違うんだろうか…とも思ったり。

段々海に近づいてまいりました。波の迫力もそれに従って間近に感じます。

メインダイニング錦の大きな窓が見えてきました。

途中、分岐の通路は新しく閉鎖されていました。
その向こう側、海に面した手すりの柱が崩れ落ちてそのままになっているようです。ここは修復されるのでしょうか…。行けるようになるといいなあ。
更に降りていきます。

メインダイニング錦の上の部分のあずまやは、昔は飲み物などを提供していたと思しき水回りがさび付いてそのままになっていました。

この先はもう行けません。散策はここで終わり。

重たいガラスの扉を開けて中に入ります。入ってすぐのお手洗いの案内。

レトロなデザインがたまりません。

部屋に戻り、チェックアウト支度をして送迎バスで熱海駅へ。

観光「糸川遊歩道散策」(熱海市内)

荷物を預けて糸川遊歩道まで歩きます。途中、人車鉄道の熱海駅だったところを通りかかりました。15分ほど下ると桜が川の両側に咲き誇る場所に出ました。

1月下旬に入ったばかりだというのにこんなに桜が咲いているなんて。熱海が温暖な土地とはいえ、すごいなあ。今年は2週間ほど早かったらしいです。実は桜を狙ってこの日程にしたわけではなかったので余計に驚きました。
案内板によると、明治4年にイタリア人が熱海にもたらした「あたみ桜」はその品種のルーツを沖縄減産カンヒザクラと関西以西の暖地帯に自然分布する山桜との自然雑種なのだそう。何故イタリア人が…?という謎も残りますが、日本で初めに咲く桜だそうです。知らなかったなあ。
桜茶が振る舞われていました。

桜は撮っても撮ってもきりがない。

メジロがたくさん桜の花に群がっていて、可愛いことと言ったら。でも私のコンデジでは到底撮れません。なので肉眼でしっかり眺めてきました。
アート的にも糸川遊歩道は面白いかも。ドラゴン橋。

あちこちに特に説明もなく海の生き物のオブジェがあり、最もシュールと感じたのがこのタコでした。

梅園にも行ってみたかったのですが、時間的に厳しいため、またいつかのお楽しみ。

昼食


東京についてランチにしようと最初は考えていました。しかし朝食をやっぱりたくさん食べてしまい、糸川遊歩道散策をしてもなおさほど空腹にはならない見込みなので、駅弁を買ってスーパー踊り子号に乗り込みました。行きの昔ながらの踊り子号に比べて窓も天井まで高く取られ、実に眺めの良い鉄旅を楽しめました。
駅弁は鯵と小鯛の押寿しで決まりです。
デザートに叔母からもらったミカンも。ミカンの産地なのでこの辺りでお土産としても買おうと思ったのですが、重たくなったので静岡産いちごの紅ほっぺを購入しました。
あっという間に東京に着きました。熱海との距離感がいいなあと思います。



東京駅に着いて、レンガ造りの外観に興味を持った叔母をKITTEの上に連れてきて俯瞰で眺めます。駅前はまだまだ工事が続くかな。
続きましてもともと散策したいと言っていた皇居へ。大手門から入り、平川門から出ました。

買い物などをして夫も合流して帰宅。
ティータイムの後、鍋などして過ごしました。

この日は実に17.9kmの距離を歩きました。私も足が相当疲れたけど、叔母がかなり元気だったことに驚きました。とはいえ疲れたことだろうと思います。楽しい1泊2日の旅でした。